明示的プロキシ:FTP over HTTP
明示的プロキシは、HTTP 上に送信された FTP 接続(Web FTP とも呼ばれる)を検査することができますたとえば、FTP over HTTP を使用する場合、ftp://ftp.example.com/path または ftp://user:[email protected]/path/ のフォーマットで web URL を指定します
明示的プロキシは、ディレクトリ リストまたは画を取得するためのネイティブ FTP コマンドを使って宛先サーバーに接続し、HTTP 応答でクライアントにデータを送信します。
開始時の HTTP 要求は、明示的プロキシで構成されたルールの対象となります。次に、Firebox が指定された FTP-プロキシ アクション経由で FTP プロトコルを使用すると、任意の標準 FTP-プロキシ アクション ルールが適用されます。クライアントへの最終的な HTTP 応答は、明示的プロキシ アクション経由で送信されません。
ネットワークへの接続に明示的プロキシを使用している場合、ユーザーがネットワークに接続する前に認証を受けるよう強制することができます。明示的プロキシで認証を強制すると、認証されていない接続は Firewall 認証 ページにリダイレクトされます。ファイアウォール認証の構成方法の詳細については、次を参照してください: ファイアウォール認証。
明示的プロキシを構成する
- ファイアウォール > ファイアウォール ポリシー の順に選択します。
ファイアウォール ポリシー ページが表示されます。 - ポリシーを追加する をクリックします。
ファイアウォール ポリシーの追加 ページが表示されます。 - プロキシ を選択します。
- プロキシ ドロップダウン リストから、明示的プロキシ を選択します。
- ポリシーの追加 をクリックします。
- 編集 > ポリシーを追加する の順に選択します。
ポリシーを追加する ダイアログ ボックスが開きます。 - プロキシ リストを展開します。
- 明示的プロキシ を選択します。
- ポリシーの追加 をクリックします。
明示的プロキシに対してプロキシ アクションを構成する
明示的プロキシ ポリシーを追加すると、事前定義したプロキシ アクションの Explicit-Web.Standard が自動選択されます。事前定義されたプロキシ アクションは編集できないため、プロキシ アクションをクローンしてから、そのクローンしたプロキシ アクションの設定を構成する必要があります。
- 明示的プロキシの ポリシーの追加 ページで、プロキシ アクション タブを選択します。
すべてのカテゴリ設定タブが表示された状態でプロキシ アクション ページが表示されます。
(事前定義) が プロキシ アクション ドロップダウン リストの横に表示された場合、プロキシ アクション設定を構成する前にプロキシ アクションをクローンする必要があります。 - プロキシ アクション ドロップダウン リストから、現在のプロキシ アクションをクローンする を選択します。
ページが更新され、すべてのオプションが使用可能な状態で、クローンされたプロキシ アクションが表示されます。既定では、クローンされたプロキシ アクションの名前は「Explicit-Web.Standard.1」です。 - クローンされたプロキシ アクションの名前を変更するには、名前 テキスト ボックスに、プロキシ アクションの新しい記述的名称を入力します。
- 明示的 Web プロキシ タブのドロップダウン リストから、HTTP/FTP を選択します。
HTTP/FTP 設定、Web FTP、およびキャプティブポータル認証 設定が表示されます。
- Web FTP セクションで、FTP over HTTP を許可する チェックボックスを選択します。
- プロキシ アクション ドロップダウン リストから、FTP over HTTP トラフィックに使用する FTP プロキシ アクションを選択します。
- 規定のログイン認証情報 セクションで、匿名 FTP 接続に使用する規定の ユーザー名 と パスワード を入力します。
- 明示的プロキシを使ったサイトに接続する前にユーザーへ認証を強制するには、認証を強制する を選択します。
- 保存 をクリックします。
認証されていないユーザーが明示的プロキシ経由でネットワークに接続すると、ファイアウォール認証 ページに自動的にリダイレクトされます。
- 設定 > アクション > プロキシ と選択し、Explicit-Web.Standard プロキシ アクションを選択し、クローン をクリックします。
あるいは、明示的プロキシ ポリシーの 新しいポリシー プロパティ ダイアログ ボックスで、プロキシアクション ドロップダウン リストの横にある をクリックします。
明示的 Web プロキシ アクションの構成をクローンする ダイアログ ボックスが表示されます。既定では、クローンされたプロキシ アクションの名前は「Explicit-Web.Standard.1」です。 - クローンされたプロキシ アクションの名前を変更するには、名前 テキスト ボックスに、プロキシ アクションの新しい記述的名称を入力します。
- カテゴリ ツリーから、明示的 Web プロキシ を展開して、HTTP/FTP を選択します。
HTTP/FTP 設定、Web FTP、およびキャプティブポータル認証 設定が表示されます。
- Web FTP セクションで、FTP over HTTP を許可する チェックボックスを選択します。
- プロキシ アクション ドロップダウン リストから、FTP over HTTP トラフィックに使用する FTP プロキシ アクションを選択します。
- 規定のログイン認証情報 セクションで、匿名 FTP 接続に使用する規定の ユーザー名 と パスワード を入力します。
- 明示的プロキシを使ったサイトに接続する前にユーザーへ認証を強制するには、認証を強制する を選択します。
認証されていないユーザーが明示的プロキシ経由でネットワークに接続すると、ファイアウォール認証 ページに自動的にリダイレクトされます。