トラフィック管理を開始する
トラフィック管理を使用すると、異なるタイプのトラフィックに使用可能な最大帯域幅を設定し、特定のトラフィックフローに最小帯域幅を保証することができます。最大帯域幅と保証帯域幅の両方とも、必要な帯域幅がトラフィックを処理するインターフェイス経由で利用可能である場合にのみ適用されます。
トラフィック管理を実装する前に、利用可能な帯域幅を判断して、異なる種類のネットワーク トラフィックで保証または制限する帯域幅の容量を決定する必要があります。
使用可能な帯域幅を決定する
トラフィック管理を実装するには、帯域幅を保証するポリシーで使用されるインターフェイスの利用可能な帯域幅を確認する必要があります。外部インターフェイスの場合、帯域幅のサービス内容合意書を検証するために、ISP (Internet Service Provider) に連絡してください。オンライン ツールの速度試験を使用して、この値を検証することができます。これらのツールは、変数に応じて、さまざまな値を出力することができます。他のインターフェイスの場合は、Firebox のインターフェイスのリンク スピードがそのネットワークの理論上の最小保証帯域幅と考えられます。インターフェイスの送信と受信の両方の要求を考慮して、しきい値を設定する必要があります。インターネット接続が非対称である場合、しきい値として、ISPが設定したアップリンク帯域幅を使用します。
帯域幅の合計を決定する
特定のインターフェイスにおけるすべてのポリシーおよびアプリケーションで保証する帯域幅の合計を決定する必要があります。たとえば、1500 kbps の外部インターフェイスで、600 kbps をすべての保証帯域幅に確保し、900 kbps を他のすべてのトラフィックに使用することができます。
トラフィック管理および OS の互換性