VDI 環境を構成する

適用対象: WatchGuard Advanced EPDRWatchGuard EPDRWatchGuard EDRWatchGuard EPPWatchGuard EDR Core

デスクトップ仮想環境で、ユーザーがリモート端末からアクセスできるデータセンターの仮想マシンがホストされます。仮想環境を活用することで、管理を一元化かつ簡素化し、メンテナンス コストを削減することができます。

VDI 環境には、以下の 2 種類があります。

  • 永続的 VDI — 各ユーザーに割り当てられたストレージ スペース、インストールされたソフトウェア、データ、オペレーティング システムの更新は再起動の後も保持されます。
  • 非永続的 VDI — 各ユーザーに割り当てられたストレージ スペースは、VDI インスタンスが再起動すると削除されます。これにより、仮想マシンが初期状態に戻り、加えられたすべての変更が取り消されます。

コンピュータのメンテナンス ページで、非永続的な仮想化環境で同時にアクティブ化できるコンピュータの最大数を定義します。

ネットワークの非永続的コンピュータのリストを表示するには、コンピュータのメンテナンス ページで、非永続的コンピュータを表示 をクリックします。

Screen shot of WatchGuard Endpoint Security, VDI Environments settings

非永続的コンピュータの最大数を構成する

非永続的コンピュータ (仮想コンピュータと VDI 環境の両方) のライフサイクルは非常に短時間です。これをオフにすると、存在しなくなります。このような非永続的コンピュータは、ライセンスが割り当てられているために、存在しなくなった後も Endpoint Security 管理 UI に残ります。

この問題を回避するために、非永続的コンピュータのゴールド イメージを作成して、同時にアクティブ化できる非永続的コンピュータの最大数を指定することができます。

詳細については、Windows の永続的環境および非永続的環境のイメージを作成する を参照してください。

非永続的コンピュータの最大数を構成するには、以下の手順を実行します。

  1. WatchGuard Cloud で、構成 > Endpoint の順に選択します。
  2. 設定 を選択します。
  3. 左ペインで コンピュータのメンテナンス を選択します。
  4. 非永続的コンピュータのライフサイクルを自動的に管理する トグルを有効化します。

Screen shot of WatchGuard Endpoint Security, Maximum number of non-persistent computers

  1. 同時に保護する非永続的コンピュータの最大数 を指定します。
    この数を超過すると、WatchGuard Endpoint Security で、最も長期間オフラインになっている非永続的コンピュータが削除され、そのライセンスが解除されます。
  2. 変更を保存する をクリックします。

関連トピック

設定を管理する

Windows の永続的環境および非永続的環境のイメージを作成する