Linux コンピュータにおける問題をトラブルシューティングする
適用対象: WatchGuard Advanced EPDR、WatchGuard EPDR、WatchGuard EDR、WatchGuard EPP、WatchGuard EDR Core
本トピックでは、Linux ディストリビューションが WatchGuard Endpoint Security 製品と互換性があること、および Linux コンピュータから必要な Endpoint Security URL に通信できる状態であることを確認する方法についてご説明します。
Linux ディストリビューションに WatchGuard Endpoint Agentをインストールする方法については、Endpoint ソフトウェアをローカルにインストールする を参照してください。
問題のトラブルシューティングを行う前に、以下を確認してください。
- Linux ディストリビューションが インストール要件 を満たしていることを確認します。
- Linux ディストリビューションから 必要な URL (外部リンク) に通信できる状態になっていることを確認します。
データを収集する
Endpoint Security 製品に最新のアップデートが適用されているにも関わらず問題が発生している場合は、サポート ケースに役立つ以下の情報を収集してください。
- 問題のスクリーンショット。
- 問題の説明。
- Endpoint Securityの 製品バージョン 番号に応じて、以下のデータを収集します。
バージョン 3.01 以前の Endpoint Security 製品で問題が発生した場合は、サポート ケースを作成する前に、最新バージョンにアップグレードしてください。
Endpoint ソフトウェア バージョン 3.02.0 以降のデータを収集する
aether_logs_linux_v3.sh スクリプトを使用して、Endpoint ソフトウェアに関するデータを収集することができます。サポートに連絡する際に、スクリプトによって生成された tar.gz ファイルを提供してください。
aether_logs_linux_v3.sh スクリプトを使用するには、以下の手順を実行します。
- aether_logs_linux_v3.sh スクリプトが含まれているパッケージをダウンロードします。
https://www.pandasecurity.com/resources/tools/linux_ua_tool.tar.gz (外部リンク)
ファイルはパスワードで保護されています。パスワードとして「panda」を使用します。 - ターミナル ウィンドウで、ダウンロード ディレクトリに移動します。
- ルート権限でスクリプト ファイルを抽出するには、以下を入力します。
sudo tar xvfz ./linux_ua_tool.tar.gz -C / - ファイルは以下のパスに解凍されます。
/opt/panda-security/endpoint/internal_tools
パッケージには、以下のファイルが含まれています。
- aether_logs_linux_v3.sh
- ua-tool-support-x64-deps
- ua-tool-support-x64-nodeps
- ua-tool-support-x86-deps
- ua-tool-support-x86-nodeps
ファイルには実行権限が設定されています。
- aether_logs_linux_v3.sh スクリプトを実行するには、以下を入力します。
sudo /opt/panda-security/endpoint/internal_tools/aether_logs_linux_v3.sh --collect-logs
完了すると、tar.gz ファイルが作成されます。ファイルには、トラブルシューティング ログが含まれています。サポートに連絡して、サポート ケースに役立つ tar.gz ファイルを提供してください。
Endpoint ソフトウェア バージョン 3.01.x のデータを収集する
aether_logs_linux_v3.sh スクリプトを使用して、Endpoint ソフトウェアに関するデータを収集することができます。サポートに連絡する際に、スクリプトによって生成された tar.gz ファイルを提供してください。
aether_logs_linux_v3.sh スクリプトを使用するには、以下の手順を実行します。
- aether_logs_linux_v3.sh スクリプトが含まれているパッケージをダウンロードします。
https://www.pandasecurity.com/resources/tools/30100000x_ua-tool-support.tar.gz (外部リンク)
ファイルはパスワードで保護されています。パスワードとして「panda」を使用します。 - ターミナル ウィンドウで、ダウンロード ディレクトリに移動します。
- ルート権限でスクリプト ファイルを抽出するには、以下を入力します。
sudo tar xvfz ./30100000x_ua-tool-support.tar.gz -C/ - ファイルは以下のパスに解凍されます。
/opt/panda-security/endpoint/internal_tools
パッケージには、以下のファイルが含まれています。
- aether_logs_linux_v3.sh
- ua-tool-support-x64-deps
- ua-tool-support-x64-nodeps
- ua-tool-support-x86-deps
- ua-tool-support-x86-nodeps
ファイルには実行権限が設定されています。
- aether_logs_linux_v3.sh スクリプトを実行するには、以下を入力します。
sudo /opt/panda-security/endpoint/internal_tools/aether_logs_linux_v3.sh --collect-logs
完了すると、ホーム ディレクトリに tar.gz ファイルが作成されます。ファイルには、トラブルシューティング ログが含まれています。サポートに連絡して、サポート ケースに役立つ tar.gz ファイルを提供してください。
Endpoint ソフトウェア バージョン 3.00.0 以前のデータを収集する
aether_logs.sh スクリプトを使用して、Endpoint ソフトウェアに関するデータを収集することができます。サポートに連絡する際に、スクリプトによって生成された tar.gz ファイルを提供してください。
aether_logs.sh スクリプトを使用するには、以下の手順を実行します。
- aether_logs.sh スクリプトが含まれている .ZIP ファイルをダウンロードします。
https://www.pandasecurity.com/resources/tools/aether_logs.zip (外部リンク)
ファイルはパスワードで保護されています。パスワードとして「panda」を使用します。 - 任意の場所に aether_logs フォルダを解凍します。
- ターミナル ウィンドウで、aether_logs ディレクトリに移動します。
- aether_logs.sh スクリプトをルート権限で実行するには、以下を入力します。
sudo ./aether_logs.sh
オプション メニューが表示されます。
- 0 を入力して、ログの収集を開始します。
- 問題を再現します。
- 完了したら、1 を入力して終了します。
これで、aether_logs ディレクトリに tar.gz ファイルが作成されます。サポートに連絡して、サポート ケースに役立つ tar.gz ファイルを提供してください。