USB ドライブ ディレクトリ構造
USB ドライブには、バックアップ イメージのディレクトリ、構成ファイル、機能キー、認証情報、Firebox の診断情報が含まれています。
デバイス ディレクトリ
複数の Firebox のバックアップ イメージを、同一の USB ドライブに保存することができます。Firebox に接続された USB ドライブにバックアップ イメージを保存すると、このファイルは、ディレクトリ 構造のルート レベルにある Firebox のシリアル番号と同じ名前のディレクトリで保存されます。接続された USB ドライブからバックアップ イメージを復元する場合、ソフトウェアは、デバイスに関連付けられたディレクトリにバックアップ ファイルのリストを自動的に取得します。
各デバイスでは、USB ドライブ上のディレクトリ構造は次の通りです (ここで <シリアル番号> は Firebox のシリアル番号によって置き換えられます):
\<シリアル番号>\certs\
\<シリアル番号>\configs\
\<シリアル番号>\feature-keys\
\<シリアル番号>\flash-images\
\configs、\feature-keys および \certs のサブディレクトリは USB ドライブのバックアップおよび復元操作には使用されません。これらのディレクトリ使用して、各デバイスのために、追加機能キー、構成ファイル、および証明書を保存できます。
ディレクトリの自動復元
USB ドライブのディレクトリ構造のルート レベルにある 1 つのディレクトリは、動復元バックアップ イメージを保存するために使用されます。
\auto-restore\
自動復元に使用するバックアップ イメージを指定すると、バックアップ イメージ ファイルのコピーが暗号化され、auto-restore.fxi というファイル名で、お持ちの Firebox モデルの \auto-restore\ ディレクトリのサブディレクトリに保存されます。例えば \auto-restore\T35\auto-restore.fxi です。各 USB ドライブの各 Firebox モデルには、1 つの自動復元用バックアップ イメージしか保存できません。
異なる Firebox から作成されたバックアップ イメージを自動復元に使用しないでください。自動復元のバックアップ イメージは各 Firebox に固有のもので、その Firebox 固有のシリアル番号、証明書、プライベート キーが含まれています。
自動復元のバックアップ イメージを作成するには、以下のいずれかの方法を使用してください。
- Fireware Web UI から、システム > USB バックアップと復元イメージ。
- Firebox System Manager で、ツール > USB ドライブ の順に選択します。
バックアップ イメージを手動でコピーおよび名前変更して、自動復元ディレクトリに保存すると、自動復元処理が正常に動作しません。
詳細については、USB ドライブからバックアップ イメージを自動的に復元する を参照してください。
wgdiag ディレクトリ
USB ドライブのディレクトリ構造のルート レベルにある 1 つのディレクトリは、サポート スナップショットを保存するために使用されます。
\wgdiag\
このサポート スナップショットは、WatchGuard Technical Support により、お持ちの Firebox の問題診断に役立てるために使用できます。
詳細については、USB ドライブを使ってサポート スナップショットを保存する を参照してください。