構成ファイルを開く

ネットワーク管理者はしばしばネットワークのセキュリティ ポリシーに変更を加える必要があります。たとえば、会社が新しいソフトウェア アプリケーションを購入し、ベンダーの場所にあるサーバーに対してポートおよびプロトコルを開く必要がある場合です。会社で Firebox の新しい機能を購入したり、ネットワーク リソースへのアクセスを必要とする新従業員を雇用したりすることもあるでしょう。これらのすべてのタスク、およびさらに多くのものに対し、構成ファイルを開き、Policy Manager を使用して構成ファイルを変更し、保存する必要があります。

WatchGuard System Manager で構成ファイルを開く

  1. Windows デスクトップで、スタート > すべてのプログラム > WatchGuard System Manager 11.x > WatchGuard System Manager 11.x の順に選択します。
    WatchGuard System Manager 11.x は、スタート メニュー アイコンの既定のフォルダ名です。インストーラを実行すると、このフォルダ名は変更できませんが、必要であれば Windows ユーザー インターフェイスを介して変更することができます。
  2. デバイスへの接続 アイコン をクリックします。
    または、ファイル > デバイスに接続 の順に選択します。
    Firebox への接続 ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. IP アドレスまたは名前 ドロップダウン リストから、Firebox の信頼済みインターフェイスの IP アドレスを入力または選択します。
  4. ユーザー名 テキスト ボックスに、デバイスのモニター ロールが割り当てられているユーザー アカウントのユーザー名を入力します。
    既定では、ステータス アカウントが使用されます。
  5. ユーザー アカウントのパスフレーズを入力します。OK をクリックします。
    WatchGuard System Manager の デバイス ステータス タブにデバイスが表示されます。
  6. デバイス ステータス タブで、Firebox を選択します。 をクリックします。
    または、ツール > Policy Manager の順に選択します。
    選択されたデバイスの構成ファイルで Policy Manager を開きます。構成の変更は、Firebox に構成を保存するまで有効になりません。

Policy Manager のスクリーンショット

ローカル構成ファイルを開く

管理ステーションが接続可能な任意のローカルドライブまたはネットワーク ドライブにある構成ファイルを開くことができます。

工場出荷時の既定状態で Firebox の既存構成ファイルを使用する場合は、Quick Setup Wizard をまず実行して、そして基本構成を作成してから、既存の構成ファイルを開くことをお勧めします。

  1. WatchGuard System Manager では、をクリックします。
    または、ツール > Policy Manager の順に選択します。
    Policy Manager ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 構成ファイルを開く を選択し、参照 をクリックします。
  3. 構成ファイルを選択します。
  4. 開く をクリックします。
    Policy Manager で構成ファイルが表示されます。

Policy Manager の構成ファイルを開く

  1. ファイル > 開く > Firebox の順に選択します。
    Firebox を開く ダイアログ ボックスが表示されます。

Screen shot of the Open Firebox dialog box

  1. IP アドレスまたは名前 ドロップダウン リストから、Firebox を選択します。
    IP アドレスまたはホスト名を入力することもできます。
  2. ユーザー名 および パスフレーズ テキスト ボックスに、デバイス モニタ (読み取り専用) ユーザー アカウントの認証情報を入力します。
  3. 認証サーバー ドロップダウン リストから、指定したユーザー アカウントが所属する認証サーバーを選択します。
  4. 認証に Active Directory Server を使用している場合、ドメイン テキスト ボックスが表示されます。Active Directory Server のドメイン名を入力します。
  5. OK をクリックします。
    Policy Manager で構成ファイルが表示されます。

Firebox のトラフィックと状況を監視するには、デバイス モニターのユーザー アカウントを使用します。デバイスに構成を保存する際は、デバイスの管理者アカウントを使用する必要があります。

Firebox に接続することができない場合は、以下のステップを試してください。

  • パスフレーズの入力直後に、Firebox への接続 または Firebox を開く ダイアログ ボックスが表示されたら、Caps Lock キーがオフになっていること、およびパスフレーズが正しく入力されていることを確認します。パスフレーズでは大文字と小文字が区別されます。
  • Firebox への接続 または Firebox を開く ダイアログ ボックスがタイムアウトした場合は、信頼済みインターフェイスおよびコンピュータ上にリンクがあることを確認します。Firebox の信頼済みインターフェイスの正しい IP アドレスが入力されていることを確認します。また、コンピュータ IP アドレスが、Firebox の信頼済みインターフェイスと同じネットワーク内にあることも確認してください。

関連情報:

構成ファイルを保存する

Policy Manager から Firebox を管理する

ロールに基づいた管理について