Hyper-V 上でリソースを構成する
FireboxV または XTMv 仮想マシンで必要とされるパフォーマンスとスケーラビリティを達成するには、ライセンス取得済みのモデルに推奨されるリソースを設定することをお勧めします。
FireboxV モデル | 最小合計メモリ | 推奨メモリ | 最大 vCPU 数 |
---|---|---|---|
スモール |
2048 MB* |
4096 MB | 2 |
中 | 4096 MB | 4096 MB | 4 |
ラージ | 4096 MB | 8192 MB | 8 |
エクストラ ラージ | 4096 MB | 16384 MB | 16 |
* Access Portal と IntelligentAV を有効化し、IPS/Application Control の署名セットを完全に使用するには、4096 MB のメモリが必要です。
XTMv モデル | メモリ | 推奨 vCPU 数 |
---|---|---|
スモール オフィス エディション | 2048 MB | 1 |
ミディアム オフィス エディション | 4096 MB | 2 |
ラージ オフィス エディション | 4096 MB | 3 |
データセンター エディション | 4096 MB | 8 |
ネットワーク アダプタを追加する
Web Setup Wizard を実行して FireboxV または XTMv 仮想マシンを構成する前に、既定の外部および信頼済みネットワーク インターフェイスに 2 台の仮想ネットワーク アダプタを追加しました。Fireware ネットワーク構成で他のネットワーク インターフェイスを構成する前に、仮想マシンにネットワーク アダプタを追加する必要があります。
FireboxV または XTMv 仮想マシンにアダプタを追加した後に、Fireware Web UI または Policy Manager でアダプタが編集可能になります。たとえば、FireboxV デバイスに 2 台の仮想アダプタのみを追加する場合、そのデバイスに構成可能な 2 つのインターフェイスのみが Fireware Web UI に表示されます。
すべての FireboxV モデルは最大 10 のインターフェイスをサポートしますが、FireboxV 仮想マシンではレガシー ネットワーク アダプタを使用できないため、Hyper-V 環境では FireboxV インターフェイスの数は 8 に制限されます。
Hyper-V は、次の 2 種類の仮想ネットワーク アダプタをサポートしています。
- ネットワーク アダプタ(Hyper-V は最大 8 台までサポート)
- レガシー ネットワーク アダプタ(Hyper-V は最大 4 台までサポート)。FireboxV ではレガシー ネットワーク アダプタを使用できません。
FireboxV または XTMv 仮想マシン上で Fireware を設定するために、Eth0 と Eth1 の 2 台の仮想ネットワーク アダプタを追加しました。
別のネットワーク アダプタを追加するには、Hyper-V Manager で以下の手順を実行します:
- 仮想マシン ウィンドウで、FireboxV または XTMv 仮想マシンを選択します。
- 仮想マシンの状態が オフ でない場合は、仮想マシンを右クリックして、電源を切る を選択します。
- 仮想マシンを右クリックして、設定 を選択します。
- ハードウェア リストから、ハードウェアの追加 を選択します。
- ネットワーク アダプタ を選択し、追加 をクリックします。
レガシー ネットワーク アダプタ は選択しないでください。FireboxV と XTMv はレガシー ネットワーク アダプタをサポートしていません。 - 仮想スイッチ ドロップダウン リストから、仮想ネットワーク アダプタを選択し、追加 をクリックします。適用 をクリックします。
別のネットワーク アダプタを追加するには、以上の手順を繰り返します。最大 8 のネットワーク アダプタを追加できます。
仮想プロセッサーを追加する
既定では、FireboxV または XTMv 仮想マシンは 1 つの仮想 CPU を割り当てられます。パフォーマンスを最適化するため、FireboxV がサポートする最大数の CPU を使用するように仮想マシンを構成します。これは、仮想マシンを起動していない状態で行う必要があります。この手順は Web Setup Wizard を開始する前後に行うことができます。
仮想プロセッサーを追加するには、Hyper-V Manager で以下の手順を実行します:
- 仮想マシン ウィンドウで、FireboxV または XTMv 仮想マシンを選択します。
- 仮想マシンの状態が オフ でない場合は、仮想マシンを右クリックして、電源を切る を選択します。
- アクション リストから、設定 を選択します。
- ハードウェア リストから、プロセッサー を選択します。
- 仮想プロセッサーの数 テキスト ボックスに、割り当てるプロセッサーの数を入力するか、または選択します。
- 適用 をクリックします。
FireboxV モデルのサポート数を超えるプロセッサーを追加すると、FireboxV は余剰のプロセッサーを使用しません。
メモリ リソースを構成する
パフォーマンスを最適化するため、FireboxV または XTMv モデルに推奨されるメモリ リソースを使用するように仮想マシンを構成します。仮想マシンを作成するときに、メモリ リソースを設定します。
既存の仮想マシンにメモリ リソースを設定するには、以下の手順を実行します:
- 仮想マシン ウィンドウで、FireboxV または XTMv 仮想マシンを選択します。
- 仮想マシンの状態が オフ でない場合は、仮想マシンを右クリックして、電源を切る を選択します。
- 仮想マシンを右クリックして、設定 を選択します。
- ハードウェア リストから、メモリ を選択します。
- 起動 RAM テキスト ボックスに、FireboxV または XTMv モデルに推奨されるメモリ サイズを入力します。