WebCenter のデバイス ログ メッセージを表示する

WatchGuard WebCenter に接続した後、Firebox から WatchGuard Log Server に送信されたログ メッセージを確認することができます。Log Manager では、選択された時間範囲内にログ メッセージが生成された場合、指定した任意の期間内のログ メッセージを閲覧することができます。Firebox のログ メッセージを生成と同時にリアルタイムで確認するため、Firebox System Manager の Traffic Monitor を使用することができます。詳細については、次を参照してください:デバイス ログ メッセージ (Traffic Monitor)

WebCenter に最初に接続するときに、LOG MANAGER > デバイス ページが表示されます。

Screen shot of the LOGS > Devices page

デバイス ページに、WatchGuard Log Server にログ メッセージを送信するすべての Firebox が表示されます。接続済み のステータスが いいえ の場合であっても、任意のデバイスを選択して、そのデバイスのログ メッセージを表示できます。デバイス リストからデバイスを選択すると、ログ メッセージのリストの最上部にデバイスのログ メッセージ データの範囲を示すログ頻度グラフがある、ログ メッセージ ページが表示されます。ログ頻度グラフの既定の設定は棒グラフですが、折れ線グラフでデータを表示することもできます。事前定義された時間範囲のログ メッセージを表示するか、またはカスタム時間範囲を指定することができます。ログ メッセージのリストを種類別にフィルタ処理することもできます。

ログ メッセージ リストで使用可能な情報は、選択するログの種類によって異なります。

ログの種類 結果情報
トラフィック 処置、日付と時刻、ソース、インターフェイス、宛先、ポート、インターフェイス、プロトコル、ポリシー
アラーム 日付と時刻、アラーム名、メッセージ
イベント 日付と時刻、プロセス、優先度、メッセージ
診断 日付と時刻、プロセス、メッセージ
統計 日付と時刻、デバイス、受信バイト、送信バイト
すべて 種類、日付と時刻、詳細なメッセージ

デバイスのログ メッセージを表示する方法:

  1. デバイス リストで、デバイスの 名前 を選択します。
    トラフィック ログ メッセージのみが表示された状態で、選択したデバイスのログ メッセージ ページが表示されます。

Screen shot of the DEVICECS > Log Messages page

  1. ページの上部でアイコンをクリックし、表示するログ メッセージの種類を選択します。
    • トラフィック
    • アラーム
    • イベント
    • 診断
    • 統計
    • すべて
      すべて選択したログの種類に該当する直近の 60 分以内のログ メッセージが表示されます。
  2. 別の時間範囲を選択するには、アクション ドロップダウン リストから事前定義した時間範囲を選択するか、またはカスタム時間範囲を指定します。
    指定した時間範囲で使用可能なログ メッセージのリストが表示されます。
  3. 事前定義した時間範囲を選択した場合、更新 アイコンをクリックするとログ メッセージ リストのデータが更新されます。それにより、データ更新時点以降の指定済み時間範囲の新規データが取得されます。
    更新 アイコン カスタム時間範囲を指定した場合、は表示されません。
    指定した時間範囲に対してログ メッセージのデータが更新されます。
    たとえば、12:40 PM に 30 分 の時間範囲を選択すると、12:10 PM から 12:40 PM の間に存在するすべてのログ メッセージが選択したデバイスに表示されます。ログ メッセージ データを確認した後、12:50 PM に最後の 30 分間の更新済みのログ メッセージを確認したい場合があるとします。更新 アイコンをクリックすると、ログ メッセージのリストが更新され、12:20 PM から 12:50 PM までのログ メッセージが取得されます。
  4. ログ メッセージ データの折れ線グラフを確認するには、折れ線グラフ アイコンをクリックします。
    ログ メッセージ データの棒グラフを確認するには、 をクリックします。
    これが既定の設定です。
  5. ログ頻度グラフのセクションを拡大して小さいデータセットを確認するには、グラフ上にカーソルを移動し、マウスの左ボタンを押したまま、カーソルをドラッグして時間範囲を選択します。
    縮小 アイコン 新たに選択した時間範囲に基づいてログ メッセージ リストが更新され、がログ頻度グラフ上に表示されます。

Screen shot of the Log Frequency Graph Zoom tool on the LOGS > Devices page

  1. 元の時間範囲に縮小するには、縮小 アイコンをクリックします。
  2. リスト中のログ メッセージに関する詳細情報を確認するには、ログ メッセージをクリックします。
    選択したログ メッセージに関する追加情報と共に、ダイアログ ボックスが表示されます。

ログの詳細 ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. メッセージの内容をコピーするには、メッセージのテキストを強調表示し、強調表示したテキストを右クリックして、コピー を選択するか、またはキーボードで Ctrl + C キーを押します。

デバイス ログ メッセージを検索する

検索機能を使用して、任意のデバイスに表示されるログ メッセージの検索結果を絞り込むことができます。デバイスの検索を実行する方法の詳細は、次を参照してください: WebCenter のデバイス ログ メッセージを検索する

タイムスライス分析を確認する

タイムスライス分析 チャートは、ログ メッセージの総数、ログ メッセージの平均到着率 (分単位または秒単位)、指定した時間範囲に Firebox デバイスから Log Server に送信された各種類のログ メッセージの割合を含む円グラフです。タイムスライス分析は、サーバーからのログ メッセージでは使用できません。

デバイスのタイムスライス分析を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. デバイス リストで、デバイスの 名前 を選択します。
    トラフィック ログ メッセージのみが表示された状態で、選択したデバイスのログ メッセージ ページが表示されます。
  2. アクション ドロップダウン リストで、タイムスライス分析 を選択します。
    タイムスライス分析のグラフが、新しいダイアログ ボックスに表示されます。

タイムスライス分析 ダイアログ ボックスのスクリーンショット

ログ メッセージをエクスポートする

デバイス リスト中の任意のデバイスのログ メッセージを CSV ファイルにエクスポートできます。ログ メッセージをエクスポートするときに、指定した時間範囲内で選択したデバイスで使用可能だったログ メッセージを含む CSV ファイルが作成されます。この CSV ファイルは ZIP ファイルに自動的に追加されます。ZIP ファイルに含まれる CSV ファイルの名前は、ファイルのログ メッセージの日付と時刻の範囲です。ZIP ファイルの名前は、デバイスのシリアル番号とログ メッセージの日付と時刻の範囲です。ZIP ファイルをコンピュータ上に保存する場合、任意のファイル名を付けることができます。

  1. デバイス リストで、デバイスの 名前 を選択します。
    選択したデバイスの ログ メッセージ ページが表示されます。
  2. アクション ドロップダウン リストで、ログのエクスポート (.csv) を選択します。
    ZIP ファイルで ファイルを開く ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. ZIP ファイルを開くか、またはコンピュータに保存するかを選択します。
  4. OK をクリックします。
  5. ファイルを保存する場合、保存場所を選択します。
  6. (任意) ZIP ファイルのファイル名を入力します。
  7. 保存 をクリックします。
    コンピュータの指定した場所に ZIP ファイルが保存されます。
  8. ZIP ファイルを保存した場所を参照し、ファイルを開きます。
  9. CSV ファイルを解凍する。

CSV ファイルを開いてログ メッセージを確認するか、または CSV ファイルを別のプログラムにインポートすることができます。

関連情報:

WebCenter でログ メッセージとレポートを参照する

WatchGuard WebCenter に接続する

Firebox のログ記録および通知について

通知について

Log Server を設定する

Report Server を設定する