誤検出または検出に失敗したスパムをレポートする

誤検出 電子メール メッセージは、spamBlocker により誤ってスパムであると識別された正当なメッセージです。検出漏れ (または見逃しスパム) 電子メール メッセージは、spamBlocker がスパムであると正しく識別しなかったスパム メッセージです。誤検出または検出漏れ電子メール メッセージを見つけた場合、WatchGuard にフィードバックを送信することができます。

また、spamBlocker データセンターに直接フィードバックを送信することもできます。送信請求バルクメール メッセージの誤検出に関するフィードバックの送信もできます。ユーザーから実際にメール メッセージが要求された場合、spamBlocker はこのメッセージをバルク メールと認識します。

フィードバックを送信する

誤検出または検出漏れレポートを送信するには、電子メール メッセージへのアクセス権が必要です。

誤検出と検出漏れを報告するには、以下の手順を実行します:

  1. 電子メールを .msg または .eml ファイルとして保存します。

電子メール ヘッダーが必要であるため、最初の電子メール メッセージは転送することができません。Microsoft Outlook または Mozilla Thunderbird などの電子メール ソフトウェアを使用している場合は、電子メール メッセージをコンピュータのフォルダにドラッグ アンド ドロップすることができます。お使いの電子メール ソフトウェアにドラッグ アンド ドロップ機能がない場合は、名前を付けて保存 オプションを使用して、フォルダに電子メール メッセージを保存する必要があります。

  1. 適切な電子メール アドレス宛ての新しい電子メール メッセージを作成します。
  2. スパムとしてマークされるべきメッセージ サンプルに関するレポートの送信先:[email protected]

    クリーンとして分類されるべきであるのに、スパムとして分類されたメッセージ サンプルに関するレポートの送信先:[email protected]

  1. 電子メール メッセージの件名に、以下のように入力します。

FP Report <会社名> <送信日> (誤検出の場合)

FN Report <会社名> <送信日> (検出漏れの場合)

FP Report <会社名> <送信日> (送信請求バルクメールが誤検出された場合)

  1. .eml ファイルを電子メール メッセージに添付してメッセージを送信します。

送信するメッセージが多数ある場合は、それらすべてを 1 つの ZIP ファイルにまとめることができます。ZIP ファイルを ZIP アーカイブに入れないでください。ZIP ファイルを自動的に分析できるのは、1 レベル圧縮の ZIP ファイルのみです。

機密のメッセージに関するフィードバックをレポートする

レポートを送信する必要があるにも関わらす、メッセージ内の情報が機密情報であるために最初の電子メール メッセージを送信できない場合は、代わりに電子メール ヘッダーから X-WatchGuard-Spam-ID を送信することができます。これは、Firebox と検出センター間のトランザクションの参照番号です。ヘッダーから X-WatchGuard-Spam-ID をコピーし、電子メール メッセージの本文に貼り付けます。複数の電子メール メッセージに関するレポートを送信する場合は、各 X-WatchGuard-Spam-ID を個別の行に配置します。

Microsoft Outlook を使用して電子メールヘッダを見るには、以下の手順に従います。

  1. 電子メール メッセージを新しいウィンドウで開くか、または Outlook で選択します。
  2. 別のウィンドウで電子メールを開く場合、表示 > オプション の順に選択します。
    Outlook で電子メールを強調表示する場合、電子メールを右クリックして オプション を選択します。
    メッセージ オプション ウィンドウの下部にヘッダーが表示されます。

メッセージが割り当てられたカテゴリを検索する

メッセージの割り当て先のカテゴリは、メッセージ タグのみに表示されます。アクションを サブジェクト タグを追加する に変更して、電子メールの件名の冒頭に表示するテキストを追加します。spamBlocker タグの使用方法の詳細については、次を参照してください:spamBlocker のアクション、タグ、およびカテゴリ

関連情報:

spamBlocker をアクティブ化および構成する