TDR を Endpoint Security にアップグレードする (Windows コンピュータ)

TDR の保守/サポート期間は 2023 年 9 月 30 日に終了しました。WatchGuard Cloud で TDR UI はもう使用可能ではありません。Host Sensor は引き続き機能しますが、修正とレポートの生成が無効となっています。Host Sensor を WatchGuard Endpoint Security にアップグレードすることが強く勧められます。

WatchGuard EDR Core には、WatchGuard EDR で使用可能な機能のサブセットが含まれています。これは、WatchGuard Cloud の Threat Detection and Response (TDR) Host Sensor の代わりとなるサービスです。

Screen shot of WatchGuard Endpoint Security, Upgrade TDR to Endpoint Security

TDR ユーザーは、WatchGuard Cloud で Host Sensor を EDR Core または別の Endpoint Security ライセンスにアップグレードすることができます。WatchGuard EDR、EPDR、および Advanced EPDR には、EDR Core のすべての機能が含まれています。アップグレードのプロセスは、Windows コンピュータでのみ機能します。WatchGuard Endpoint Agent は、アカウントの endpoint に自動的にインストールされます。エージェントや保護ソフトウェアを再インストールする必要はありません。

要件や既知の問題のリスト、および TDR を Endpoint Security にアップグレードするために完了する必要のある追加手順については、この ナレッジ ベース記事 (外部) を参照することが勧められます。

WatchGuard Endpoint Security がアカウントに割り当てられている場合で、Host Sensor がインストールされているコンピュータにこれがインストールされていない場合は、アップグレード プロセスで、コンピュータに WatchGuard Endpoint Agent と WatchGuard Endpoint Security 保護ソフトウェアが自動的にインストールされます。

WatchGuard Endpoint Agent がすでにインストールされている Windows デバイスの場合は、アップグレード プロセスで、TDR Host Sensor がアンインストールされます。現時点でインストールされている WatchGuard Endpoint Agent のバージョンが最新のエージェントと同じまたはそれ以降の場合は、インストールされているエージェントは更新されません。

開始する前に

アップグレード プロセスが完了するまでに時間がかかる場合があります。アップグレードする前に、WatchGuard Endpoint Security ライセンスに、Host Sensor を置き換えるのに十分な endpoint が備わっていることを確認してください。Endpoint の割り当て方法に関する詳細については、Endpoint を割り当てる を参照してください。

ThreatSync のリリースに備えて、WatchGuard Cloud の TDR Host Sensor ライセンスが割り当てられているアカウントが EDR Core ライセンスで複製されています。WatchGuard Cloud に EDR Core ライセンスがすでに備わっている可能性があります。

WatchGuard Endpoint Agent では、特定の URL とポートへのアクセスが必要となります。詳細については、ナレッジ ベースの記事 Panda および WatchGuard Endpoint Security 製品で使用される URL (外部) を参照してください。

TDR から WatchGuard Endpoint へのアップグレード プロセス時、TDR Host Sensor の設定とファイアウォール構成は endpoint に移行されません。一部の TDR 機能は、ThreatSync および Endpoint Security の機能と同等です。これは手動で構成する必要があります。

TDR を WatchGuard Endpoint Security にアップグレードする

このプロセスは、Windows の endpoint でのみ機能します。Linux および macOS の endpoint の場合は、TDR Host Sensor を手動でアンインストールしてから、WatchGuard Endpoint Security をインストールする必要があります。

TDR を WatchGuard Endpoint Security にアップグレードするには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。

  1. アカウント マネージャーで、アップグレードする Host Sensor が含まれているアカウントを選択します。
    WatchGuard Endpoint Security ライセンスに、Host Sensor を置き換えられるだけ十分な endpoint が備わっている必要があります。アップグレード プロセス時に、Host Sensor が endpoint から自動的にアンインストールされます。
  2. 管理 > TDR を Endpoint Security にアップグレードする の順に選択します。
  3. Panda Endpoint Security 製品がアカウントのコンピュータのいずれかにインストールされているかどうかを確認します。
    • いずれかのコンピュータに Panda Endpoint Security 製品がインストールされている場合は、Panda Endpoint Security 製品にアクセスできなくなるため、プロセスを続行しないことをお勧めします。このウィザードにより、Panda Endpoint Security 製品が WatchGuard EDR Core に変換されます。詳細については、サポートまでお問い合わせください。
    • Panda Endpoint Security 製品がどのコンピュータにもインストールされていない場合は、アップグレード をクリックします。
      アップグレード プロセスで、アカウントの endpoint に WatchGuard Endpoint Agent が自動的にインストールされます。プロセスが完了するまでに時間がかかる場合があります。デバイスの電源が入っていること、およびデバイスが接続されていることを確認してください。

    Screen shot of Upgrade TDR to Endpoint Security, no Panda Endpoint Security installed

アップグレード プロセスが完了するまでに時間がかかる場合があります。進捗状況を表示するには、管理 > TDR を Endpoint Security にアップグレードする の順に選択します。

このスクリーン ショットには、TDR から Endpoint Security へのアップグレードの進行状況が示されています。

関連トピック

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よくある質問 (外部)