委任されたアカウントを管理する
顧客はアカウントの管理を支援してくれる Service Provider を検索することができます。アカウントとセキュリティ サービスの管理と構成の長期的なサポートを顧客が必要としている場合、またアカウント管理の短期間のサポートを顧客が希望している場合などがあります。
顧客はアカウントを一時的に委任することも、(取り消されるまで) 恒久的に委任することもできます。
顧客からアカウント管理の支援を依頼され、貴社がその業務を受け付けると、顧客が貴社にアカウントを委任したことになります。Service Provider である貴社は、アカウントへのアクセス許可を顧客に要求して、アカウント委任プロセスを開始する必要があります。
異なるクラウド リージョンにある WatchGuard Cloud アカウントを管理することはできません。
アカウントへのアクセスを要求する
アカウントを管理するためにアクセスを要求するには、WatchGuard Cloud で検証コードを生成し、その検証コードをアカウント所有者またはアカウント管理者に送信します。
顧客はこの検証コードを使用して、アカウントへのアクセス許可の要求を承認し、アカウントの管理を委任します。
アカウントへのアクセス許可を要求するには、以下の手順を実行します。
- アカウント マネージャー から、アクセスを要求するアカウントを選択します。
- 管理 > 概要 の順に選択します。
- アカウントへのアクセスを要求する または アクセスを要求する をクリックします (委任されたアカウントをすでに管理している場合は、アクセスを管理する タイルが異なります)。
- 管理アクセス ページで、アカウントへのアクセスを要求する をクリックします。
- 継続的なアカウントへのアクセス許可を要求する場合は、タイムフレーム で、取り消されるまで を選択します。特定の期間のみアカウントを管理する場合は、有効期限を設定する を選択して、アカウントへのアクセス許可が期限切れになる日時を指定します。
- 次へ をクリックします。
- クリップボードにコピーする をクリックして、ページに表示されている検証コードをコピーします。検証コードが記載された電子メールをアカウント所有者に送信する必要があります。提供されたテキストをテンプレートとして使用することをお勧めします。
クリップボードにコピーする をクリックしないと、検証コードはコピーされません。提供された電子メール テキストをテンプレートとして使用する場合は、それを手動でコピーする必要があります。
- 委任されたアカウントの所有者に検証コードを送信します。
顧客は検証コードを使用して、貴社にアカウントへのアクセスを許可します。顧客がアカウントへのアクセス許可の要求を承認すると、そのアカウントが 管理アクセス ページに委任されたアカウントとして表示されます。
委任されたアカウントを表示して管理する
自分に委任されたアカウントはアカウント マネージャーに表示されます。委任されたアカウントを特定するには、アカウント名の横に表示される (委任) を探してください。
アクセス要求を受け入れるアカウントのみがアカウント マネージャーに表示されます。要求が保留中の間は、委任されたアカウントは表示されません。また、アカウントへのアクセス許可の有効期限が切れた後、またはアクセス許可が取り消された後は、委任されたアカウントは削除されます。
アカウント セクションの アクセスを管理する ページで、その時点までに委任されたアカウントすべてを確認することができます。
それがアカウント マネージャーの顧客アカウントであるかのように、委任されたアカウントにログインして管理することができます。委任アカウントのインベントリを管理することはできません。
委任されたアカウントにログインして管理するには、以下の手順を実行します。
- アカウント マネージャー から委任されたアカウントを選択します。
アカウントの Subscriber ビューが開きます。
貴社のアカウントの管理ユーザーが委任されたアカウントに変更を加えると、同じ役割マッピングのアクセス許可が適用されます。詳細については、役割マッピング を参照してください。
アカウントへのアクセス要求を管理する
アクセスを管理する ページで、保留中のアクセス要求を表示および管理することができます。
アカウント セクションのドロップダウン リストから、保留 を選択して、まだ承認されていないアカウントへのアクセス要求を確認します。トークン ID 列には関連する検証コードが表示され、ステータス 列には検証コードの有効期限日が表示されます。
をクリックして、検証コードを削除し、アカウントへのアクセス要求をキャンセルします。検証コードを削除すると、そのコードが無効になるため、顧客がそのコードを使用してアカウントへのアクセス許可を付与しようとしても機能しません。