このセクションで説明されている一部の機能は、WatchGuard Cloud ベータ プログラムの参加者のみが利用できます。このトピックで説明した機能がご利用の WatchGuard Cloud にない場合は、それはベータのみの機能となります。
Service Provider によってアクティブ化された Firebox は、WatchGuard Cloud のService Provider インベントリに表示されます。Service Provider は、自身のアカウントまたは管理しているアカウントにデバイスを割り当てることができます。Firebox が Subscriber アカウントに割り当てられると、そのアカウントに追加できるデバイス リストにデバイスが表示されます。Subscriber アカウントにデバイスを追加する方法については、使用を開始する — WatchGuard Cloud にデバイスを追加する を参照してください。
WatchGuard Cloud の インベントリ ページでデバイスを割り当てます。Service Provider アカウントで 概要 > インベントリ の順に移動したページに、インベントリのユーザーとデバイスの概要が表示されます。
概要 > インベントリ > 概要 の順に移動したページの Firebox セクションに、以下の情報が表示されます。
- 次回のライセンスの有効期限 — 次に Firebox ライセンスの有効期限が切れる日付
- 未割り当ての Firebox — アカウントで未割り当てになっている Firebox の数
- 割り当て済みの Firebox — 管理対象アカウントに現在割り当てられている Firebox の数
- 合計 Firebox — アカウントで WatchGuard Cloud ライセンスが付与されている Firebox の数
- データ保持ライセンス — アカウントにおけるデータ保持ライセンスの数
概要 > インベントリ > 概要 の順に移動したページには、委任されたアカウントによりアクティブ化されたインベントリは含まれていません。委任されたアカウントによりアクティブ化されたインベントリを表示するには、アカウント マネージャーでアカウントを選択する必要があります。
デバイスをアカウントに割り当てる際に、割り当ての有効期限を指定します。割り当ての有効期限は、顧客とのビジネス関係の管理に役立つ日付を設定します。割り当て有効期限により Firebox の動作に影響が及ぶことはなく、これは Firebox 機能キーまたはサービスの有効期限とは関係ありません。割り当てが期限切れになっても、Firebox は引き続き完全に機能します。
デバイスをアカウントに割り当てる
Firebox は Subscriber アカウントに追加する前に、アカウントに割り当てる必要があります。
デバイスをアカウントに割り当てるには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Cloud Service Provider アカウントにログインします。
- アカウント マネージャー で 概要 を選択します。
- インベントリ を選択します。
Service Provider インベントリの概要ページが開きます。 - Firebox セクションで、未割り当て を選択します。
すべての未割り当ての Firebox のリストが表示されます。
- アカウントに Firebox を割り当てるには、Firebox の 名前 をクリックします。
割り当て詳細ページが開きます。
- 割り当て先 ドロップダウン リストから、このデバイスを割り当てるアカウントを選択します。
自身のアカウントでも、管理対象アカウントでも構いません。 - 有効期限を指定するには、カスタム を選択します。
- カレンダーで、有効期限を指定します。
- 保存 をクリックします。
デバイスが未割り当てリストから削除され、選択したアカウントの割り当てリストに追加されます。
割り当て概要を表示する
Service Provider アカウントの最上位のフォルダを選択すると、アカウントまたはデバイス別に Firebox インベントリを表示および管理することができます。
アカウント別に Firebox 割り当て概要を表示するには、以下の手順を実行します。
- アカウント マネージャー で 概要 を選択します。
- インベントリ を選択します。
Service Provider インベントリの概要ページが開きます。 - Firebox セクションで、割り当て を選択します。
既定では、Firebox 割り当てページには、各アカウントに割り当てられているデバイスの数の概要が表示されます。
- アカウントに割り当てられているデバイスのリストを表示するには、アカウント名 をクリックします。
アカウント マネージャーでアカウントが選択され、割り当てリストにそのアカウントに割り当てられている Firebox が表示されます。
デバイス別に Firebox の割り当て概要を表示するには、以下の手順を実行します。
- アカウント マネージャー で 概要 を選択します。
- インベントリ を選択します。
Service Provider インベントリの概要ページが開きます。 - Firebox セクションで、割り当て を選択します。
既定では、割り当てページには、割り当てられたデバイス概要がアカウント名別に表示されます。 - ドロップダウン リストから デバイス別 を選択します。
割り当て概要リストが変更され、割り当てられているすべてのデバイスが一覧されます。
- デバイスの割り当て詳細を編集するには、デバイスの 名前 をクリックします。
デバイスの割り当て詳細が表示されます。
アカウントに割り当てられているすべてのデバイスを表示するには、アカウント リストでアカウント名を選択します。
デバイスの割り当て詳細を変更する
割り当てられている Firebox の割り当てを編集する際、以下のアクションを実行することができます。
Firebox を割り当て解除する
このアクションにより、アカウントから Firebox が削除され、未割り当ての Firebox インベントリに返されます。
Firebox の割り当てを解除するには、割り当て詳細ページで、Firebox を割り当て解除する をクリックします。
Firebox を別のアカウントに割り当てる
このアクションにより、元のアカウントから Firebox の割り当てが解除され、指定されたアカウントに割り当てられます。
割り当ての有効期限を変更する
割り当ての有効期限を変更することができます。これにより Firebox の動作に影響がもたらされることはなく、アカウントのデバイスで利用できるレポートとログデータが変更されることもありません。割り当ての有効期限は、アカウントの管理に有用であるだけです。
クラウド管理の Firebox の割り当てを変更すると、Firebox が WatchGuard Cloud から削除されます。これはローカル管理デバイスになり、最後に配備された構成を使用します。
Firebox の割り当て解除後のデータ削除
アカウントから Firebox の割り当てが解除されると、または Firebox が別のアカウントに割り当てられると、デバイスが元のアカウントに関連付けられなくなります。Firebox にデータ保持ライセンスが割り当てられていない限り、ログとレポートのデータは直ちに削除されます。
デバイスを同じアカウントに再度割り当てても、割り当て解除されたデバイスのログとレポート データを回復することはできません。
Firebox の割り当てが解除されると、これが Service Provider アカウントの未割り当てリストに追加されます。Firebox のステータス、および以前に Firebox が割り当てられていたアカウントの Firebox に保存されていたデータのステータスは、Firebox にデータ保持ライセンスが割り当てられているかどうかによって異なります。
割り当て解除された Firebox にデータ保持ライセンスが割り当てられていない場合
Firebox は Subscriber アカウントに表示されなくなり、その Firebox の以前のデータは使用できなくなります。
割り当て解除された Firebox にデータ保持ライセンスが割り当てられている場合
Subscriber アカウントの Firebox ステータスが 非アクティブ に変更されます。Firebox の保存データは、データ保持ライセンスのデータ保持期間の期限までアカウントに維持されます。
非アクティブな Firebox のデータ保持ライセンスの有効期限が切れると、WatchGuard によりその Firebox のデータが WatchGuard Cloud から削除されます。詳細については、非アクティブなデバイスとデータ保持 を参照してください。