ユーザー認証の手順

ローカル認証サーバーとして Firebox を構成した後、Firebox の HTTPS サーバーが認証要求を承認します。認証を得るため、ユーザーは Firebox 上の認証 Web ページに接続する必要があります。

Fireware 12.5.5 以降では、認証ポータル Web ページへの接続に TLS 1.2 以降を使用する必要があります。

  1. https://device interface IP address:4100/

https://デバイス インターフェイスの IP アドレス:4100/

または

https://デバイスのホスト名:4100

認証 Web ページが表示されます。

  1. ユーザー名とパスワードを入力します。
  2. 複数の種類の認証が構成されている場合は、ドロップダウン リストから認証サーバーを選択します。
    Firebox は、PAP (Password Authentication protocol) を使って認証サーバーに名前とパスワードを送信します。

認証された場合、承認されたネットワーク リソースの使用が許可されます。

Fireware では HTTPS の既定で自己署名証明書が使用されるため、認証時に Web ブラウザでセキュリティ警告が表示されます。このセキュリティ警告は無視しても安全です。この警告を消すには、サードパーティ証明書を使用するか、または、認証に使用される IP アドレスまたはドメイン名に一致するカスタムの証明書を作成します。
詳細については、次を参照してください:Firebox 認証用の Web サーバー証明書を構成する

認証されたセッションを手動で終了する

ユーザーは認証されたセッションを終了するために、セッション タイムアウトを待つ必要はありません。タイムアウトが生じる前に、ユーザーがセッションを手動で閉じることができます。ユーザーがセッションを終了するためには、認証 Web ページが開いている必要があります。閉じている場合、ユーザーが再度認証してログアウトする必要があります。

認証されたセッションを終了するには、以下の手順に従います。

  1. 認証ポータル Web ページに移動します:

https://デバイス インターフェイスの IP アドレス:4100/

または

https://デバイスのホスト名:4100

  1. ログアウト をクリックします。

認証ポータル Web ページが他の Web ページに自動的にリダイレクトされるよう設定されている場合、ポータルが開いてから数秒後に移動します。ページがリダイレクトする前に、ログアウトしていることを確認します。

関連情報:

ユーザー認証について

グローバル ファイアウォール認証値の設定