Firebox をリセットする
このリセット手順の実行後、次のようになります。
- Firebox が工場出荷時の既定設定にリセットされます。
- 保存されたバックアップ イメージは Firebox から削除されます。
- インターフェイス 0 が外部インターフェイス、DHCP クライアント、として有効化されます。
- インターフェイス 1 が IP アドレス 10.0.1.1 の信頼済みインターフェイスとして有効化され、DHCP サーバーが有効化されます。
- インターフェイス 32 が IP アドレス 10.0.32.1 の信頼済みインターフェイスとして有効化され、DHCP サーバーが有効化されています (Firebox M5600 および M5800 のみ)
- インターフェイス 24 が IP アドレス 10.0.24.1 の信頼済みインターフェイスとして有効化され、DHCP サーバーが有効化されています (Firebox M4800 のみ)。
- 既定のパスフレーズで、既定の管理者とステータス管理ユーザー アカウントを利用することができます。
- Fireware Web UI にログインすると、Web Setup Wizard が自動的に起動します。
- デバイスは WSM Quick Setup Wizard によって検出することができます。
- デバイスは新しい FireCluster メンバーとして検出することができます (デバイスが FireCluster をサポートしている場合)。FireCluster デバイス検出の詳細については、次を参照してください:クラスタ メンバーを検出する。
Firebox リセット後の機能キーのステータスは、デバイス モデルによって異なります:
フロント パネルに LCD ディスプレイが付いている XTM デバイスの場合
デバイスをセーフ モードで起動した場合は、以前にインストールされている機能キーは削除されません。
LCD スクリーンが付いていない Firebox と XTM モデルの場合
以前にインストールされている機能キーが削除されます。Firebox の再起動時にインターフェイス 0 がネットワークに接続されており、DHCP アドレスを取得することができる場合は、Firebox により WatchGuard から最新の機能キーのダウンロードが自動的に試みられます。
工場出荷時の既定設定の完全な説明については、次を参照してください:工場出荷時の既定の設定について。
Firebox を工場出荷時の既定設定にリセットすると、Firebox に保存されたバックアップ イメージは削除されます。Firebox をリセットする前に、Firebox から最近のバックアップ イメージをエクスポートしておくことをお勧めします。詳細については、Firebox に保存されたバックアップ イメージをエクスポートする を参照してください。Firebox をリセットしたい一方で、保存されたバックアップ イメージを削除したくない場合は、CLI コマンド restore factory-default を、all のパラメータを含めずに使用します。
デバイス モデル別のリセット手順
必ずすべての手順を完了してください。デバイスに接続する前に、最後に 2 回目の再起動を完了して、デバイスを再起動してください。信頼済みインターフェイスの IP アドレスが 10.0.1.1 に変わります。詳細については、工場出荷時の既定の設定について を参照してください。
- Firebox の電源を切ります。
- Firebox の背面の リセット ボタンを長押しします。
- リセット ボタンを長押ししながら、Firebox の電源を入れます。
- Attn インジケータが点灯するまで、リセット ボタンを押し続けます。
- リセット ボタンをはなします。Firebox の電源を切らないでください。
- リセットが完了するまで待ちます。このプロセスは 70 秒かかる場合があります。リセットが完了すると、Attn インジケータが点灯しますが、点滅はしません。
- Firebox の電源を切ります。
- Firebox の電源を入れます。
工場出荷時の既定設定で Firebox が再起動します。
- Firebox の電源を入れます。
- Arm インジケータ ( ) が緑色になるまで待ちます。
- デバイスの前面にある リセット ボタンを長押しします。
5 秒後、Arm インジケータが赤色になります。 - Arm インジケータが赤色に点灯している間か点灯していない間、リセット ボタンを押し続けます。
40 秒後、Arm インジケータは緑色に点滅し始めます。 - リセット ボタンを押したままにすると、Arm インジケータが 1 秒に 1 回緑色に点滅し始めます。
- Arm インジケータが 1 秒に 2 回緑色に点滅した後、リセット ボタンを放します。
- Arm インジケータが赤色に点滅するまで待ちます。
- リセット ボタンを 5 秒間長押しして、デバイスを再起動します。
工場出荷時の既定設定で Firebox が再起動します。
Firebox M5600 をリセットする前に、スロット A にインターフェイス モジュールがインストールされていることを確認してください。詳細については、次を参照してください:モジュラー インターフェイスについて。
- Firebox の電源を切ります。
- デバイスの前面の左側にある リセット ボタンを長押ししながら、デバイスの前面にある 電源 ボタンを短く押して、電源を入れます。
Arm インジケータが赤色になります。 - Arm インジケータ ( ) が赤色になるまで、リセット ボタンを押し続けます。
Arm インジケータは緑色に点滅し始めます。 - リセット ボタンを押したままにすると、Arm インジケータが 1 秒に 1 回緑色に点滅し始めます。
- Arm インジケータが 1 秒に 2 回緑色に点滅した後、リセット ボタンを放します。
- Arm インジケータが赤色に点滅するまで待ちます。
- 電源 ボタンを 5 秒間長押しして、デバイスの電源を切ります。
- デバイスの前面にある 電源 ボタンを短く押して、電源を入れます。
工場出荷時の既定設定で Firebox が再起動します。
- Firebox の電源を切ります。
- デバイスの前面の左側にある リセット ボタンを長押ししながら、デバイスの前面にある 電源 ボタンを短く押して、電源を入れます。
- Attn インジケータが点滅し始めるまで、リセット ボタンを押し続けます。
- リセット ボタンをはなします。
- Attn インジケーターの点滅が停止して点灯するまで待ちます。
- 電源 ボタンを 3 秒間長押しして、デバイスの電源を切ります。
- デバイスの前面にある 電源 ボタンを短く押して、電源を入れます。
工場出荷時の既定設定で Firebox が再起動します。
- XTM デバイスの電源を切断します。
- デバイス フロント パネルの 下向き矢印 (↑) を長押ししながら、デバイスの電源を入れます。
- LCD ディスプレイに セーフモード起動中 と表示されるまで、下矢印ボタンを押し続けます。
XTM デバイスがセーフ モードで起動すると、モデル番号の次に小文字の safe がディスプレイに表示されます。デバイスがセーフ モードで動作している場合:
- デバイスが一時的に工場出荷時の既定のネットワーク設定およびセキュリティ設定を使用しています。セーフ モードでは、インターフェイス 1 の IP アドレスは 10.0.1.1 です。
- 現在の機能キーは削除されていません。Quick Setup Wizard を実行して新しい構成を作成する場合、Wizard は以前にデバイスにインストールされている機能キーを使用します。
- XTM デバイスに新しい構成ファイルを保存する場合のみ、既存の構成が削除されます。新しい構成を保存せずにデバイスを再起動すると、デバイスは既存の構成を使用します。
FireboxV または XTMv VM (仮想マシン) を復元するには、restore factory-default という Fireware CLI のコマンドを実行する必要があります。
詳細については、FireboxV または XTMv を出荷時の既定設定にリセットする を参照してください。
工場出荷時の既定設定を復元した後、コンピュータをインターフェイス 1 に接続し、Quick Setup Wizard または Web Setup Wizard を使用して、基本構成を作成したり、保存されたバックアップ イメージを復元したりすることができます。
詳細については、Firebox Setup Wizards の詳細 を参照してください。