リモート バックアップ設定を構成する
システムの設定 > 構成ページでは、Dimension がログ データのバックアップ ファイルを Dimension サーバーのデータベースに保存できるリモート SSH FTP サーバーの設定を構成できます。
レポート用に使用する SSH FTP サーバーがまだない場合、Dimension の リモート バックアップ 設定を構成する前に、SSH FTP サーバーをインストールして構成する必要があります。Dimension バックアップ ファイルには、FreeBSD 9.3 など、どの SSH FTP を使ってもかまいません。
指定する SSH FTP サーバーは以下をサポートしている必要があります。
- SSH プロトコル バージョン 2 (SSH-2)
- RSA キーベースの認証
これらの要件を満たす SSH FTP サーバーの例を次に示します。
- FreeBSD に含まれている sftp サーバー
- Ubuntu に含まれている OpenSSH サーバー
- Windows 10 および Windows Server 2019 の既定の OpenSSH サーバー
Windows 10 v1809 および Windows Server 2019 のリリースでは、Windows 用の既定の OpenSSH サーバーのセキュリティが強化されており、Dimension のバックアップと復元を使用するにはいくつかのセットアップが必要です。詳細については、WatchGuard ナレッジ ベース の Dimension のバックアップ用の Windows OpenSSH サーバーを構成する方法 を参照してください。
開始する前に、SSH FTP サーバーに以下の情報があることを確認してください。
- サーバーの IP アドレスまたはホスト名
- サーバーに接続するユーザー名
- バックアップ ファイルが保存されるディレクトリ パス
構成をロック解除して変更を行うには、 をクリックしてください。
Dimension の構成をロックおよびロック解除する方法の詳細については、次を参照してください:Dimension 構成をロックおよびロック解除する。
リモート バックアップの設定を構成するには、以下の手順を実行します:
- リモート バックアップ セクションで、リモート バックアップを有効にする チェックボックスを選択します。
- ホスト名 テキスト ボックスに、SFTP サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- ポート テキスト ボックスで、SFTP サーバーへの接続に使用するポートを入力または選択します。
- ユーザー名 テキスト ボックスに、SFTP サーバーへの接続に使用するユーザー名を入力します。
- ディレクトリ パス テキスト ボックスに、バックアップ ファイルを保存する SFTP サーバーのディレクトリへのパスを入力します。
ディレクトリ パスにはスラッシュ ( / ) を使用する必要があります。バックスラッシュ ( \ ) は使用しないでください。 - パブリック キー テキスト ボックスで、SSH キーをコピーし、SFTP サーバーの認証済みの SSH キーのリストに追加します。
- 設定が正しく、Dimension が SFTP サーバーに接続できることを確認するには、テスト をクリックします。
- 保存 をクリックします。
リモート バックアップ の設定を構成した後、Dimension のインスタンスに データベース バックアップ の設定を構成して、すべてのログ データのバックアップ ファイルを自動的に作成することができます。Dimension データベースにバックアップ ログ ファイルを復元することもできます。詳細については、サーバーの全般設定を構成する を参照してください。