パフォーマンス カウンターを定義する

Firebox System Manager から、使用可能なカウンター リストにある任意のカテゴリのカウンターを特定することができます。

  1. Performance Consoleアイコン をクリックします。
    または、ツール > Performance Console の順に選択します。
    チャートの追加 ウィンドウが表示されます。

Screen shot of the Add Chart dialog box

  1. 使用可能なカウンターリストで、カウンター カテゴリを展開します。
    このカテゴリで使用可能なカウンターが表示されます。
  2. カウンターを選択します。
    例えば、CPU Utilization
    カウンター構成のフィールドが自動的に更新され、選択したカウンターのフィールドが表示されます。

チャートの追加 ダイアログ ボックス

  1. 新しいウィンドウにグラフを表示するには、チャート ウィンドウ ドロップダウン リストから、<新しいウィンドウ> を選択します。
    または、開いているウィンドウの名前を選択して、このウィンドウにグラフを追加します。
  2. ポーリング間隔ドロップ ダウン リストから、間隔時間を選択します。
    この間隔時間は、Performance Console が、Firebox からの更新情報をチェックする前に待機する時間です。
  3. 選択されたカウンターに構成情報を追加します。構成のフィールドはカウンターに対応しており、異なるウンターは異なるフィールドがあります。使用可能なフィールドには以下が含まれます。
  4. 種類

    ドロップダウン リストで作成するグラフの種類を選択します: 速度差異 または 未加工値

    たとえば、時間_1で値_1のグラフ、時間_2で値_2のグラフのようにグラフを作成する場合:

    • 速度 — 値の差異を時間の差異で割ります: (value_2-value_1)/(time_2-time_1), (value_3-value_2)/(time_3-time_2) など。
    • 差異 ― 値_2 - 値_1、値_3 - 値_2 のように、新しい値から前の値を差し引きます。
    • 未加工値 ― 値_1、値_2 のように、値だけを使用します。未加工値は、通常はバイトやパケットなどの容量のカウンターです。未加工値は、増加だけが可能で減少はできません。

    インターフェイス

    ドロップ ダウン リストからのグラフ データに含めるインターフェイスを選択します。

    ポリシー

    (ポリシーのカウンターを選択する場合)

    グラフ データに含めるポリシーを Firebox 構成から選択します。ポリシー リストの更新 ボタンをクリックすると、Performance Console に表示されるポリシー リストを更新できます。

    ピア IP

    (VPN ピアのカウンターを選択する場合)

    グラフデータに含めるには、VPN endpoint の IP アドレスを選択します。ピア IP リストの更新 をクリックすると、Performance Console に表示される VPN endpoint のリストを更新できます。

    トンネル ID

    (トンネルのカウンターを選択する場合)

    グラフ データに含めるには、VPNトンネルの名前を選択します。トンネル ID リストの更新 をクリックすると、Performance Console に表示される VPN トンネルのリストを更新できます。VPN トンネルのトンネルIDがわからない場合は、Firebox System Managerのフロント パネル タブを確認します。

  5. Performance Console で収集したデータを保存するには、ファイルにチャートのデータを保存する チェックボックスをオンにします。
  6. 参照 をクリックして、ファイルを保存する場所を選択し、ファイルを XML データ ファイルとして保存するか、またはカンマ区切りのデータ ファイルとして保存するかを選択します。

たとえば、Microsoft Excel で XML データ ファイルを開いて、各ポーリング間隔で記録されたカウンターの値を参照できます。他のツールを使用して複数のチャートからのデータをマージできます。

  1. OK をクリックして、このカウンターのリアルタイムのグラフを起動します。

リアル タイムのチャート ウィンドウにグラフが表示されます。各ウィンドウに 1 つのグラフを表示するか、または 1 つのウィンドウに多数のグラフを表示できます。グラフは、データに合わせて自動的にサイズ調整され、5 秒ごとに更新されます。

Screen shot of the Performance Charts dialog box

このパフォーマンス グラフには、CPU 使用率が表示されます。他の機能のグラフも同じ手順で作成できます。

関連情報:

Performance Console について

チャートを追加、またはポーリング間隔を変更する