IPSec Mobile VPN トラフィックをフィルタリングするポリシーを構成する

既定の構成では、Mobile VPN with IPSec ユーザーには 任意 の Mobile VPN with IPSec ポリシーが適用され、Firebox のリソースへの完全なアクセスが可能です。任意 ポリシーを使用すると、Mobile VPN ユーザーとネットワーク リソース間のすべてのポートおよびプロトコルのトラフィックは、Mobile VPN トンネルを経由して使用できるようになります。ポートおよびプロトコルで VPN ユーザー トラフィックを制限するには、Mobile VPN with IPSec タブの 任意 ポリシーを削除し、アクセスを制限するポリシーと置き換えることができます。

Mobile VPN with IPSec ポリシーでは、ポリシー タブにファイアウォール ポリシーのプロパティとは異なる次のプロパティがありります。

  • グループ — このポリシーのトラフィックの送信元である Mobile VPN with IPSec グループの名前。 =
  • 許可されたリソース — ポリシーがアクセスを許可するネットワーク リソースのリスト。 =指定する許可されたリソースは、そのグループの Mobile VPN with IPSec 構成で指定されたすべての許可されたリソースであるか、そのサブセットでなければなりません。既定では、IPSec ポリシーには Mobile VPN with IPSec 構成にあるすべてのリソースが含まれます。

詳細 タブには、VPN トラフィックに適用される詳細設定のみが含まれます。

その他ほとんどのポリシーのプロパティは、ファイアウォール ポリシーのものとほぼ同じです。詳細については、ポリシー プロパティについて を参照してください。

Mobile VPN with IPSec ポリシーを編集する

Mobile VPN with IPSec プロファイルを作成するとき、Fireware によって、すべてのトラフィックをグループ内のユーザーからトンネル経由で使用可能なリソースに許可する Mobile VPN with IPSec の 任意 ポリシーが自動的に作成されます。ポリシーで個々のユーザーを指定することもできます。Mobile VPN with IPSec ポリシーを追加で作成した場合、Mobile VPN グループに関連付けられます。

Mobile VPN with IPSec グループ プロファイルを編集してトンネル経由で使用可能なリソースを変更する場合、そのグループのポリシーの 許可されたリソース は自動的に更新されません。許可されたリソース リストを更新するには、そのグループの各ポリシーを編集する必要があります。

ポリシーを追加する

既定の IPSec ポリシーは、任意 ポリシーです。Policy Manager では、Mobile VPN トラフィックに他の種類のポリシーを追加することができます。

ポリシー リストの表示を変更する

Policy Manager では、ポリシー リストを大きなアイコンで表示したり、詳細リストとして表示したりすることができます。

  • 大きなアイコンで表示し、詳細を表示しない場合、Policy Manager で 表示 > 大きなアイコン の順に選択します。
  • 詳細リストの詳しい情報を表示するには、表示 > 詳細 の順に選択します。
    MVPN グループ の列で詳細ビューを選択すると、Mobile VPN グループの認証サーバーが括弧に挟んで表示されます。

関連情報:

構成にポリシーを追加する

ポリシーについて

プロキシ アクションについて