31 ビットまたは 32 ビットのサブネット マスクを使用する

IPv4 アドレスを保存するために、一部のインターネット Service Provider は、/31 または /32 サブネット マスクの IPv4 アドレスを割り当てます。Firebox が混合ルーティング モードで構成されている場合は、31 ビットまたは 32 ビットのサブネット マスクの IPv4 アドレスを使用するように外部インターフェイスを構成することができます。

プライマリ外部インターフェイスの場合、31 ビットおよび 32 ビット サブネット マスクは、Fireware XTM v11.9.4 以降でサポートされます。セカンダリ外部インターフェイスの場合、31 ビットおよび 32 ビット サブネット マスクは、Fireware v12.1 以降でサポートされます。

IP アドレスを構成する際に、スラッシュ表記でサブネット マスクを指定します。スラッシュ表記の詳細については、次を参照してください: スラッシュ表記法について

31 ビットのサブネット マスク (/31)

混合ルーティング モードでは、どんな外部インターフェイスでも、31 ビットのサブネット マスクの IPv4 アドレスを使用するように構成することができます。31 ビットのサブネット マスクは、多くの場合、ポイント ツー ポイント ネットワークの endpoint であるインターフェイスに使用されます。IPv4 ポイント ツー ポイント リンクでの 31 ビットのサブネット マスクの使用については、RFC3021 に記載されています。

32 ビットのサブネット マスク (/32)

32 ビットのサブネット マスクは、1 つの IP アドレスのみを持つネットワークを定義します。混合ルーティング モードでは、物理的な外部インターフェイスの 32 ビットのサブネット マスクのみを構成することができます。異なるサブネットの既定のゲートウェイでは仮想外部インターフェイスを構成することはできないため、VLAN やリンク アグリゲーション インターフェイスなどの仮想外部インターフェイスには /32 サブネット マスクを使用することはできません。

関連情報:

外部インターフェイスを構成する