Telnet を使って WatchGuard シングル サインオン (SSO) ソリューション — SSO Agent、Event Log Monitor、および Exchange Monitor — の主要コンポーネントでのデバッグ ログ記録を有効化すると、SSO コンポーネントはすべて、各コンポーネントで発生するアクティビティとイベントに関するログ メッセージを生成します。これらのログ メッセージは、各コンポーネントがインストールされているインストール フォルダのログ ファイルに保存されます。SSO コンポーネントの 1 つに発生した問題をトラブルシューティングするには、ログ ファイルを開いて、そのコンポーネントで発生したイベントをレビューできます。
SSO コンポーネントに対するデバッグ ログ記録を有効化する方法については、次を参照してください：テルネットを使用して SSO Agent をデバッグ。
SSO コンポーネントのデフォルト インストール ディレクトリは次のとおりです：
- 64 ビット サーバー — C:\Program Files(x86)\WatchGuard\WatchGuard Authentication Gateway
- 32 ビット サーバー — C:\Program Files\WatchGuard\WatchGuard Authentication Gateway
各 SSO コンポーネントのログ ファイルの名前は次のとおりです：
- SSO Agent — wagsrvc.log
- Event Log Monitor — eventlogmonitor.log
- Exchange Monitor — exchangemonitor.log
各 SSO コンポーネントは、そのコンポーネントによって生成された最も新しいログ ファイルを維持します。ログ ファイルのサイズは 10MB までに制限されています。ログ ファイルが最大サイズの 10MB に達すると、約 1MB に .GZIP 形式で圧縮されて、その SSO コンポーネントの適切なアーカイブ フォルダに移動されます。各コンポーネントについて、アーカイブ フォルダには最大 30 の圧縮ファイルが入ります。上限の 30 ファイルに達して、フォルダに新しい .GZIP ファイルが追加されると、最も古い .GZIP ファイルが削除されて新しいファイルのスペースが作られます。
各コンポーネントのインストール ディレクトリで、これらのアーカイブ フォルダの .GZIP ファイルを見つけることができます。
- SSO Agent — \agent_logs
- Event Log Monitor — \elm_logs
- Exchange Monitor — \em_logs
各 .GZIP ファイルの名前は次の形式を使用します：<log_file_name>_<createtime>_<lastwritetime>.log.gz：
- SSO Agent — wagsrvc_<createtime>_<lastwritetime>.log.gz
- Event Log Monitor — eventlogmonitor_<createtime>_<lastwritetime>.log.gz
- Exchange Monitor — exchangemonitor_<createtime>_<lastwritetime>.log.gz
SSO コンポーネント ログ ファイルが最大サイズである 10MB に達し、ログ ファイルが圧縮できないエラーが発生した場合、代わりにバックアップ ログ ファイルが作成されます。そうすると、元のログ ファイルのログ メッセージは、バックアップ ログ ファイルに移動されます。バックアップ ログ ファイルのログ メッセージは、主要ログ ファイルのログ メッセージと置換され、主要ログ ファイルが再び 10MB になると、削除されます。
バックアップ ログ ファイルは、主要ログ ファイルが保管されているディレクトリに保管されます。これは、各 SSO コンポーネントがインストールされている場所です。各 SSO コンポーネントのバックアップ ログ ファイルの名前は次のとおりです：
- SSO Agent — wagsrvc.log.bak
- Event Log Monitor — eventlogmonitor.log.bak
- Exchange Monitor — exchangemonitor.log.bak
関連情報：
Active Directory シングル サインオン (SSO) について
Active Directory SSO をトラブルシューティングする