VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートを追加する

VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートを使用して、VPN で許可されるトラフィックの種類を制限する 1 つまたは複数の双方向ファイアウォール ポリシーのセットを作成します。ただし、ポリシー テンプレートではプロキシ ポリシーはサポートされていません。

既定の "任意" のVPN ファイアウォール ポリシーを使用する場合は、Managed VPN トンネルを経由するすべてのトラフィックについて、ログ メッセージが生成されます。ログに記録されるトラフィックを制御するには、独自に VPN ファイアウォール ポリシー テンプレートを作成して、このトラフィックのログ記録を有効にする チェックボックスをオンにする必要があります。既定の "任意" のVPN ファイアウォール ポリシーのログ記録を停止したり、変更したりすることはできません。

VPN ファイアウォール ポリシー テンプレートを作成する。

  1. デバイス管理 タブで、Managed VPN を展開し、VPN ファイアウォール ポリシーテンプレート を選択します。
    利用可能な場合、VPN ファイアウォール ポリシー テンプレートページに、現在定義されているポリシーテンプレートのリストが表示されます。
  2. あるいは、ページの右上にある追加 をクリックします。
    VPN ファイアウォール ポリシー テンプレート ダイアログ ボックスが表示されます。

VPN ファイアウォール ポリシー テンプレート ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. 名前 テキスト ボックスに、ポリシー テンプレートの名前を入力します。これは、VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートのリスト、および Add VPN Wizard に表示されている名前です。
  2. テンプレートにポリシーを追加するには、追加 をクリックします。
    Add Policy Wizard が開始されます。
  3. 事前定義済みのポリシーのリストから選択するか、カスタム ポリシーを作成します。カスタム ポリシーを作成した場合は、ウィザードの次の画面でポリシーの名前を入力し、ポートとプロトコルを選択します。
  4. ポリシーを追加後、ステップ 2~5 を繰り返して、さらにポリシーを追加します。
  5. OK をクリックします。

ポリシー テンプレートのスケジュールを設定する

既定では、ポリシー テンプレートのスケジュールは 常にオン に設定されています。このポリシーの稼働時間を制限するには、カスタム スケジュールを使用するようにポリシー テンプレートを構成することができます。

  1. スケジュール タブを選択します。
    ポリシーのスケジュール設定が表示されます。
  2. 動作時間を変更するには、カスタムスケジューの使用を選択します。
    カスタム スケジュールの図表が表示されます。

VPN ファイアウォール ポリシー テンプレート ダイアログ ボックス- スケジュール タブのスクリーンショット

  1. カスタム スケジュールの図表では、x 軸 (水平方向) に曜日が表示され、y 軸 (垂直方向) に該当する曜日の時間増分が表示されます。稼働時間 (ポリシーが有効な場合) と非稼働時間 (ポリシーが有効でない場合) とで表示を変更するには、図表内のボックスをクリックします。

ポリシー テンプレートに QoS マーキングを使用する

VPN ファイアウォール ポリシー テンプレートを使用するトラフィックをマークするためにQoS マーキングを使用できます。選択したマーキング アクションは、ポリシーを使用するすべてのトラフィックに適用されます。

  1. 詳細 タブを選択します。
  2. インターフェイスごとの設定を上書きする チェックボックスをオンにします。
  3. 管理対象 BOVPN トンネルの QoS マーキングを有効化する に説明されているように、QoS Marking 設定を構成します。

ポリシー テンプレートでトラフィック管理を構成する

  1. トラフィック管理 タブを選択します。
  2. カスタム トラフィック管理アクションを指定するを選択します。
  3. 管理対象 BOVPN トンネルのトラフィック管理を使用する に説明されているように、カスタム トラフィック管理設定を構成します。