BOVPN トンネルを経由したログ記録
Branch Office VPN トンネルで接続されている 2 つのサイトに Firebox がある場合は、サイトのいずれかに位置している Dimension サーバーに対して、両方のサイトのデバイスがログ メッセージを送信できるように設定できます。どちらのサイトでも同じ Dimension サーバーを使用できるようにするには、両方のデバイスの構成にトンネル ルートを追加します。
たとえば、Branch Office VPN トンネルで接続されているサイト A とサイト B という 2 つのサイトに Firebox がある組織を考えてみます。管理者は、サイト B の Firebox がサイト A にある Dimension サーバーにログ メッセージを送信できるようにしたいとします。
トンネル ルートのサイト A BOVPN 構成への追加
サイト A で、サイト B からローカル Dimension サーバーへの BOVPN トンネル経由のトラフィックに、トンネル ルートを追加する必要があります。
- サイト A の Firebox の Fireware Web UI に接続します。
- VPN > Branch Office VPN の順に選択します。
- サイトB で既存のトンネルを選択し、編集 をクリックします。
- アドレス タブで、追加 をクリックします。
- ローカル IP セクションの ホスト IP テキスト ボックスに、Dimension サーバーの IP アドレスを入力します。
- リモート IP セクションの ホスト IP テキスト ボックスに、サイトB の外部インターフェイスの IP アドレスを入力します。
- 構成をデバイスに保存します。
- Policy Manager でサイトA のデバイス構成を開きます。
- VPN > Branch Office トンネル の順に選択します。
- サイトB で既存のトンネルを選択し、編集 をクリックします。
トンネルの編集 ダイアログ ボックスが開きます。 - アドレス タブで、追加 をクリックします。
トンネル ルートの設定 ダイアログ ボックスが開きます。 - ローカル テキスト ボックスに、Dimension サーバーの IP アドレスを入力します。
- リモート テキスト ボックスに、サイトB のデバイスの外部インターフェイスの IP アドレスを入力します。
- 構成をデバイスに保存します。
サイトB BOVPN 構成へトンネル ルートを追加
サイト B で、サイト B とサイト A の Dimension サーバー間の BOVPN トンネル経由のトラフィックに、トンネル ルートを追加する必要があります。
- サイト B の Firebox の Fireware Web UI に接続します。
- VPN > Branch Office VPN の順に選択します。
- サイトA へ既存トンネルを選択し、編集 をクリックします。
- アドレス タブで、追加 をクリックします。
- ローカル IP セクションの ホスト IP テキスト ボックスに、サイト B のデバイスの外部 IP アドレスを入力します。
- リモート IP セクションの ホスト IP テキスト ボックスに、サイト A の Dimension サーバーの IP アドレスを入力します。
- 構成をデバイスに保存します。
- Policy Manager のサイトB のデバイス構成を開きます。
- VPN > Branch Office トンネル の順に選択します。
- サイトA へ既存トンネルを選択し、編集 をクリックします。
トンネルの編集 ダイアログ ボックスが開きます。 - アドレス タブで、追加 をクリックします。
トンネル ルートの設定 ダイアログ ボックスが開きます。 - ローカル テキスト ボックスに、サイト B のデバイスの外部 IP アドレスを入力します。
- リモート テキスト ボックスに、サイト A の Dimension サーバーの IP アドレスを入力します。
- 構成をデバイスに保存します。
サイト B のデバイスにログ記録を構成する
トンネル ルートが構成されたら、サイト A にある Dimension サーバーの IP アドレスに対して、サイト B の Firebox がログ メッセージを送信するように構成することができます。
ログ記録の構成方法の詳細については、次を参照してください:Firebox がログ メッセージを送信する場所を定義する。