Centralized Management モードについて
Centralized Management により、WatchGuard Management Server を使用して Firebox の構成と設定をコントロールすることができます。Centralized Management には 2 つのモードがあります:基本管理モード と 完全管理モード。基本管理モードでは Management Server によって管理できるすべてのデバイスモデルを管理することができます。
Management Server によりどの Firebox または XTM デバイス モデルを管理できるかの詳細については、次を参照してください:管理対象のデバイスを Management Server に追加する。
基本管理モードでは、Management Server を使用して以下のことができます。
- Firebox を監視する
- VPN トンネルの管理および監視
- 機能キーの同期
- Firebox OS を更新する
完全管理モードでは、Management Server を使用して以下のことができます。
- Firebox を監視する
- VPN トンネルの管理および監視
- 機能キーの同期
- Firebox OS を更新する
- Management Server を使用して Firebox デバイス構成を管理する
- 管理対象のデバイスの構成のスケジュールされた更新
- デバイステンプレートの管理
- デバイス構成テンプレートのスケジュールされた更新
- 完全管理されたデバイスにテンプレートを適用する
WatchGuard System Manager (WSM) を使用して、 Management Server にお使いのデバイスを管理対象デバイスとして追加すると、自動的に基本管理モードになります。完全管理モードに変更するには、WSM デバイス ページの デバイス モード セクションを使用します。
デバイスが基本管理モードにある場合、そのデバイスに直接接続し、Policy Manager を使用して構成ファイルをローカルで管理することができます。デバイスが完全管理モードにある場合、Management Server からしか構成を変更することはできません。その Firebox デバイスに直接接続すると、その接続および構成は読み取りのみに設定され、構成をローカルで変更することはできません。完全管理デバイスの構成に変更を加える際は、構成の新しいコピーが Management Server に保存されます。構成履歴には構成改定番号、変更を行った日時、変更を行ったユーザー、監査のコメント、デバイスで使用した OS のバージョンが含まれます。
デバイスにテンプレートを適用する方法の詳細については、次を参照してください:管理対象デバイスをデバイス構成テンプレートに適用する。
管理モードの変更方法の詳細については、次を参照してください:Centralized Management モードを変更する。
デバイスの管理に WSM を使用する方法の詳細については、次を参照してください:WatchGuard System Manager について。
関連情報:
WatchGuard System Manager について