VPN トンネルのステータスと登録サービス
Firebox System Manager (FSM) のフロント パネルには、現在の VPN トンネルに関する統計が表示されます。
ウィンドウの右側にある Firebox ステータス エリアは、BOVPN トンネルのセクションです。Firebox System Manager には、VPN トンネルごとの現在のトンネル ステータスとゲートウェイの情報の他に、送信および受信されたデータ、作成と有効期限の情報、使用した認証と暗号化の種類、およびキーの再生成の回数が表示されます。仮想 BOVPN インターフェイスの場合、Firebox System Manager はルートに関する情報も表示します。
各 BOVPN トンネルは、以下の 3 つのステータスのいずれかで表示されます。
アクティブ
BOVPN トンネルは正常に動作し、トラフィックを通過します。
非アクティブ
BOVPN トンネルは作成されていますが、トンネル ネゴシエーションが行われていません。トラフィックが VPN トンネル経由で送信されていません。
期限切れ
BOVPN トンネルはアクティブでしたが、トンネルにトラフィックがないか、またはゲートウェイ間のリンクが失われたため既にアクティブでなくなっています。
エラー
VPN 診断エラーは、構成または接続問題のために VPN に障害が発生したことを意味します。エラー メッセージは赤のテキストで表示され、ゲートウェイまたはトンネルに診断エラーがあることを示します。
警告
VPN 診断警告は、デッド ピア ディテクション (DPD) 障害などの異常な状態のために VPN がダウンしていることを示します。警告メッセージはオレンジのテキストで表示され、ゲートウェイまたはトンネルに診断警告があることを示します。
この情報は、[WatchGuard System Manager] の デバイス ステータスタブにも表示されます。
VPN トンネルとゲートウェイの診断メッセージの詳細を確認するには、VPN 診断レポートを実行できます。レポートの実行方法の詳細については、次を参照してください: ログ メッセージに関する詳細を知るために診断タスクを実行する。
Firebox により生成される一部のログ メッセージの詳細については、WatchGuard Firebox および Dimension のドキュメント ページにある Fireware ログ カタログ を参照してください。
Mobile VPN トンネル ステータス
Firebox System Manager には、各種類の Mobile VPN トンネルについて、ユーザー名、IP アドレス情報、送受信されたパケット量が表示されます。
- Mobile VPN with IKEv2
- Mobile VPN with L2TP
- Mobile VPN with SSL
- Mobile VPN with IPSec
Mobile VPN ユーザーを切断するには、ユーザーを右クリックして 選択したユーザーのログオフ を選択します。
登録サービスのステータス
登録サービス セクションで、Firebox System Manager は Firebox で有効にされた登録サービスについての情報を表示します:
- 検出されたウイルスの数
- 侵入の数
- スパムと確定された電子メール メッセージの数
- 直近の再起動以来、WebBlocker により拒否された HTTP 要求の数
- Reputation Enabled Defense によって拒否された要求の数
- Data Loss Prevention によりブロックされたオブジェクトの数
- APT Blocker により特定された脅威の数
- Application Control により拒否されたアプリケーション要求の数