トラフィック ボリューム、プロセッサ負荷、および基本的なステータス

Firebox System Manager の フロント パネル タブには、Firebox のトラフィック ボリューム、プロセッサ負荷、デバイスの基本ステータスに関する情報が表示されます。

セキュリティ トラフィック表示 の下には、トラフィック ボリューム インジケータ、プロセッサの 負荷 インジケータ、および基本ステータス情報 (詳細) があります。トラフィック および 負荷 インジケータには、トラフィック負荷と Firebox 容量が表示されます。

Screen shot of the Traffic Panel tab, Traffic, Load, Detail section

トラフィック メーターについて

トラフィック メーターには、デバイスを経由するトラフィックのボリュームを示す 8 つのインジケータが含まれます。各インジケータをトリガするトラフィックの量は、デバイス モデルによって異なります。

デバイスの ファイアウォールスループット 値を知るには、以下の手順を実行します:

  1. WatchGuard Web サイトの 製品とサービスを参照してください (https://www.watchguard.com/wgrd-products)。
  2. 製品ラインを選択します。
    製品ライン ページが表示されます。
  3. デバイス シリーズを選択します。
    選択したデバイス シリーズの概要ページが表示されます。
  4. 詳細仕様 タブを選択します。
    デバイス シリーズの 詳細仕様 ページが表示されます。
  5. デバイス モデルの ファイアウォールスループット 値 (Mbps) を探します。

トラフィック メーターのインジケータをすべて点灯するには、デバイスのトラフィックがそのデバイス モデルの最大許容スループット (Mbps) を上回る必要があります。最大 MBps を決定するために、Firebox System Manager はデバイスを経由する送信バイト数を調べます。これには、転送されたトラフィックだけでなくホストのアウトバウンド トラフィックも含まれます。ステータス カウンターにはスループットがバイト単位で表示されるため、Firebox System Manager は bps (ビット/秒) 値を Bps (バイト/秒) に変換します。最初の 2 つのインジケータを点灯させるのに必要な Bps は、次のインジケータを 3 で割った値です。次の 5 つのインジケータを点灯させるには、次のインジケータの値を 2 で割ります。

各インジケータを点灯させるの入力必要なスループット量を知るには、Mbps から MBps に変換して、デバイスの最大スループット (MBps) を求めます。続いてこのリスト内の 除数 情報を使って各インジケータの最大 MBps を見つけます。

インジケータ 除数 最大 MBps
赤 2 (すべて) (最大) 20 MBps
赤 1 赤 2 を 2 で除算 10 MBps
黄 3 赤 1 を 2 で除算 5 MBps
黄 2 黄 3 を 2 で除算 2.5 MBps
黄 1 黄 2 を 2 で除算 1.25 MBps
緑 3 黄 1 を 2 で除算 625 KBps
緑 2 緑 3 を 3 で除算 208 KBps
緑 1 緑 2 を 3 で除算 69 KBps

たとえば、デバイス モデルの最大 Mbps 値が 160 Mbps の場合、最大スループットを Mbps から MBps に変換し、このリストに記載された計算を実行して、各インジケータを点灯させるのに必要なスループット (MBps) を求めます。

負荷メーターについて

負荷メーターには、Firebox 容量を示す 8 つのインジケータが含まれます。各インジケータは、CPU 使用率に基づいて点灯します。デバイスの CPU 使用率の値は、直前 1 分間の平均パーセントです。このリストに、各インジケータを点灯させるのに必要な CPU パーセント使用レベルを示します。

インジケータ CPU パーセント
緑 1 5
緑 2 20%
緑 3 40%
黄 1 55%
黄 2 70%
黄 3 80%
赤 1 90%
赤 2 95%

詳細ステータスについて

詳細 セクションには、Firebox と、構成済みのサーバーとサービスのステータスに関する基本情報があります。

  • Firebox で設定された現在のシステム時間
  • 最後に再起動されてからの Firebox の稼働時間
  • Dimension または WSM Log Server への接続のステータス
  • Dimension サーバーへの接続のステータス
  • クラウドベースの WatchGuard サービスのステータス:
    • Threat Detection and Response (TDR)
    • DNSWatch
    • WatchGuard Cloud
  • パケットと接続の統計情報
  • Firebox のシステム情報 (シリアル番号、連絡先、場所)

関連情報:

Firebox System Manager を起動する