トラフィック ボリューム、プロセッサ負荷、および基本的なステータス
Firebox System Manager の フロント パネル タブには、Firebox のトラフィック ボリューム、プロセッサ負荷、デバイスの基本ステータスに関する情報が表示されます。
セキュリティ トラフィック表示 の下には、トラフィック ボリューム インジケータ、プロセッサの 負荷 インジケータ、および基本ステータス情報 (詳細) があります。トラフィック および 負荷 インジケータには、トラフィック負荷と Firebox 容量が表示されます。
トラフィック メーターについて
トラフィック メーターには、デバイスを経由するトラフィックのボリュームを示す 8 つのインジケータが含まれます。各インジケータをトリガするトラフィックの量は、デバイス モデルによって異なります。
デバイスの ファイアウォールスループット 値を知るには、以下の手順を実行します:
- WatchGuard Web サイトの 製品とサービスを参照してください (https://www.watchguard.com/wgrd-products)。
- 製品ラインを選択します。
製品ライン ページが表示されます。 - デバイス シリーズを選択します。
選択したデバイス シリーズの概要ページが表示されます。 - 詳細仕様 タブを選択します。
デバイス シリーズの 詳細仕様 ページが表示されます。 - デバイス モデルの ファイアウォールスループット 値 (Mbps) を探します。
トラフィック メーターのインジケータをすべて点灯するには、デバイスのトラフィックがそのデバイス モデルの最大許容スループット (Mbps) を上回る必要があります。最大 MBps を決定するために、Firebox System Manager はデバイスを経由する送信バイト数を調べます。これには、転送されたトラフィックだけでなくホストのアウトバウンド トラフィックも含まれます。ステータス カウンターにはスループットがバイト単位で表示されるため、Firebox System Manager は bps (ビット/秒) 値を Bps (バイト/秒) に変換します。最初の 2 つのインジケータを点灯させるのに必要な Bps は、次のインジケータを 3 で割った値です。次の 5 つのインジケータを点灯させるには、次のインジケータの値を 2 で割ります。
各インジケータを点灯させるの入力必要なスループット量を知るには、Mbps から MBps に変換して、デバイスの最大スループット (MBps) を求めます。続いてこのリスト内の 除数 情報を使って各インジケータの最大 MBps を見つけます。
インジケータ | 除数 | 最大 MBps |
---|---|---|
赤 2 (すべて) | (最大) | 20 MBps |
赤 1 | 赤 2 を 2 で除算 | 10 MBps |
黄 3 | 赤 1 を 2 で除算 | 5 MBps |
黄 2 | 黄 3 を 2 で除算 | 2.5 MBps |
黄 1 | 黄 2 を 2 で除算 | 1.25 MBps |
緑 3 | 黄 1 を 2 で除算 | 625 KBps |
緑 2 | 緑 3 を 3 で除算 | 208 KBps |
緑 1 | 緑 2 を 3 で除算 | 69 KBps |
たとえば、デバイス モデルの最大 Mbps 値が 160 Mbps の場合、最大スループットを Mbps から MBps に変換し、このリストに記載された計算を実行して、各インジケータを点灯させるのに必要なスループット (MBps) を求めます。
負荷メーターについて
負荷メーターには、Firebox 容量を示す 8 つのインジケータが含まれます。各インジケータは、CPU 使用率に基づいて点灯します。デバイスの CPU 使用率の値は、直前 1 分間の平均パーセントです。このリストに、各インジケータを点灯させるのに必要な CPU パーセント使用レベルを示します。
インジケータ | CPU パーセント |
---|---|
緑 1 | 5 |
緑 2 | 20% |
緑 3 | 40% |
黄 1 | 55% |
黄 2 | 70% |
黄 3 | 80% |
赤 1 | 90% |
赤 2 | 95% |
詳細ステータスについて
詳細 セクションには、Firebox と、構成済みのサーバーとサービスのステータスに関する基本情報があります。
- Firebox で設定された現在のシステム時間
- 最後に再起動されてからの Firebox の稼働時間
- Dimension または WSM Log Server への接続のステータス
- Dimension サーバーへの接続のステータス
- クラウドベースの WatchGuard サービスのステータス:
- Threat Detection and Response (TDR)
- DNSWatch
- WatchGuard Cloud
- パケットと接続の統計情報
- Firebox のシステム情報 (シリアル番号、連絡先、場所)