ユーザー クォータを確認する

帯域幅と時間クォータが有効で構成済みの Firebox があり、その Firebox に接続中のユーザーにクォータ制限が構成されている場合、ユーザーのクォータ情報を調べて、接続中のユーザーのクォータをリセットすることができます。

帯域幅と時間クォータの構成方法の詳細については、次を参照してください: クォータについて

接続中のユーザーのクォータ情報を確認する

クォータ情報は、Fireware Web UI と Firebox System Manager (FSM) の両方から確認できます。各ユーザー インターフェイスに表示される情報には多少の違いがあります。

クォータ ページ (Web UI) ユーザー クォータ タブ (FSM) 説明
ユーザー ユーザー 接続中のユーザーのユーザー名。
認証ドメイン 該当なし ユーザー認証を行う認証ドメイン。
クォータ アクション クォータ アクション Firebox で定義され、ユーザーに適用されるクォータ アクション。
使用/構成された帯域幅 (1 日当たり) 帯域幅使用率 (1 日当たり) 1 日にユーザーがすでに使用した帯域幅の量と、使用を許可された帯域幅の量 (使用/許可)。
使用/構成された時間 (1 日当たり) 時間使用率 (1 日当たり) 1 日にユーザーがすでに使用した時間と、使用を許可された時間 (使用/許可)。

Firebox に接続中のユーザーのうち、帯域幅と時間クォータが課されたユーザーについて、クォータ情報を確認することができます。

Fireware Web UI から、以下の手順を実行します:

  1. システム ステータス > クォータ の順に選択します。
    クォータ ページが表示されます。
  2. 接続中の各ユーザーのクォータ情報を確認します。

Firebox System Manager から、

  1. ユーザー クォータ タブを選択します。
    ユーザー クォータ ページが表示されます。
  2. 接続中の各ユーザーのクォータ情報を確認します。

有効にすると、WatchGuard Cloud または Dimension で、デバイス > 認証レポート の順に移動して、クォータの使用状況 (使用済み/構成済み) を表示することができます。このレポートには、各セッションの経過時間が含まれます。レポートを確認する方法については、次を参照してください: 認証レポート

ユーザー クォータをリセットする

クォータ制限が課された接続中の各ユーザーについて、クォータ制限をリセットできます。ユーザーのクォータをリセットすると、ユーザーがすでに使用した帯域幅量と時間がクリアされます。

ユーザー クォータをリセットするには、Fireware Web UI から以下の手順を実行します:

  1. 1 人または複数のユーザーのチェックボックスを選択します。
  2. クォータのリセット をクリックします。
    使用された帯域幅量または時間が 0 に変更されます。

ユーザー クォータをリセットするには、Firebox System Manager から以下の手順を実行します:

  1. ユーザー クォータ リストから、1 人または複数のユーザーを選択します。
  2. クォータのリセット をクリックします。
    使用された帯域幅量または時間が 0 に変更されます。

関連情報:

クォータについて

クォータのルール

クォータのアクション