クラスタ メンバーを検出する

FireCluster を有効化すると、他の Firebox が工場出荷時の既定設定で起動されている場合、クラスタ マスタは、クラスタ マスタに構成を最初に保存した際に、他のクラスタメンバーを自動で検出することができます。また、メンバーを検出コマンドを使用して、クラスタメンバーを検出するためにクラスタ マスタをトリガすることができます。

開始する前に、以下を確認してください。

デバイスを検出するために、クラスタ マスタをトリガします。

  1. これが新規のクラスタ メンバーである場合は、新しい Firebox を工場出荷時の既定設定で起動します。
    詳細については、次のセクションを参照してください:
  2. WatchGuard System Manager では、クラスタ マスタに接続します。
  3. Firebox System Manager を起動する.
  4. ツール > クラスタ > メンバーの検出 の順に選択します。
    メンバーの検出 ダイアログ ボックスが表示されます。

Screen shot of the Discover member dialog box

  1. クラスタの構成パスフレーズを入力します。
    検出プロセスの実行が開始されたことを示すメッセージが表示されます。
  2. OK をクリックします。
    クラスタ マスタは、クラスタに接続される新しいデバイスの検出を試みます。

クラスタ マスタが出荷時の既定設定で起動された接続済みのデバイスを検出すると、そのデバイスのシリアル番号を確認しします。そのシリアル番号が FireCluster の構成にあるシリアル番号と一致すると、クラスタ マスタはクラスタ構成を 2 つ目のデバイスに送信し、2 つ目のデバイスはクラスタに追加されます。2 番目のクラスタメンバーはすべてのクラスタ ステータスをクラスタ マスタと同期させます。

検出操作および最初の同期が完了したら、デバイスが Firebox System Manager の フロント パネル タブに表示されます。

工場出荷時の既定設定で Firebox を起動する

Firebox を検出可能にするには、セーフ モードでデバイスを起動するか、工場出荷時の既定設定にリセットする必要があります。

すべての Firebox モデルで、デバイスを工場出荷時の既定設定にリセットします

Firebox モデルのリセット方法の説明に従ってください。詳細については、Firebox をリセットする を参照してください。

LCD スクリーンが搭載されている XTM デバイスは、セーフ モードで起動してください。

セーフ モードで起動するには、デバイスの電源を入れる間、デバイスのフロント パネルにある下向き矢印ボタンを押し続けてください。セーフモード起動中... が LCD 画面に表示されるまで下矢印ボタンを押し続けてください。デバイスがセーフ モードで動作している場合、モデル番号に続けて safe という言葉が LCD ディスプレイに表示されます。

Command Line Interface (CLI) を使用する場合は、restore factory-default コマンドを使用して 2 つ目のデバイスを再起動する必要なく出荷時の既定設定にリセットできます。

関連情報:

FireCluster 診断