ネットワーク設定を確認する
Firebox を構成するには、ネットワークに関する情報を知ることが必要です。下記のセクションでは、知っておく必要があるネットワーク設定とその調べ方を説明します。
ネットワーク アドレス指定要件
インストールを開始する前に、IP アドレスを取得する方法を確認する必要があります。この情報は、インターネット サービス プロバイダ (ISP) または企業のネットワーク管理者から得ることができます。コンピュータで使用するのと同じ方法で、Firebox をインターネットに接続します。例えば、ブロードバンド接続でコンピュータを直接インターネットに接続する場合は、コンピュータとインターネット間に Firebox を配置し、コンピュータのネットワーク構成を使用して Firebox 外部インターフェイスを構成できます。
Firebox 外部インターフェイスを構成するには、静的 IP アドレス、DHCP、または PPPoE を使用できます。ネットワーク アドレスの詳細については、次を参照してください: 外部インターフェイスを構成する。
工場出荷時状態の構成では、Firebox は DHCP (動的ホスト設定プロトコル) を使用して IP アドレスをコンピュータに割り当てます。DHCP を使用するようにコンピュータを設定して、その後、デバイスに接続してアドレス指定を管理できます。Firebox の信頼済み IP アドレスと同じネットワーク上にある静的 IP アドレスをコンピュータに指定することもできます。詳細については、Fireware Web UI へのコンピューターの接続を有効化する を参照してください。
TCP/IP のプロパティを調べる
ネットワークのプロパティについて知るためには、ネットワーク上の自分のコンピュータや他のコンピュータの TCP/IP のプロパティを参照します。Firebox をインストールするには以下の情報が必要です:
- IP アドレス
- サブネットマスク
- 既定のゲートウェイ
- コンピュータの IP アドレスが静的 IP アドレスか動的 IP アドレスか
- プライマリ DNS サーバーおよびセカンダリ DNS サーバーの IP アドレス
ISP によってコンピュータに割り当てられた IP アドレスが 10、192.168、または 172.16~172.31 で始まる場合、その ISP は NAT (ネットワーク アドレス変換) を使用しており、割り当てられた IP アドレスはプライベート アドレスです。Firebox の外部 IP アドレスには、パブリック IP アドレスを与えることをお勧めします。プライベート IP アドレスを使用する場合は、仮想プライベート ネットワークなど、一部の機能に問題が生じる可能性があります。
- Windows 8 の スタート ページに、command と入力します。
- アプリ検索結果リストで、コマンド プロンプト をクリックします。
コマンド プロンプト ダイアログ ボックスが表示されます。 - コマンド プロンプトで、ipconfig /all と入力し、Enter キーを押します。
- プライマリ ネットワーク アダプタについて表示された値を記録します。
- Apple メニュー > システム環境設定 の順に選択するか、または ドック からアイコンをクリックします。
システム環境設定 ダイアログ ボックスが表示されます。 - ネットワーク アイコンをクリックします。
ネットワーク 設定ウィンドウが表示されます。 - インターネット接続に使用するネットワーク アダプタを選択します。
- そのネットワーク アダプタについて表示された値を記録します。
- 使用しているオペレーティング システムのガイドを参照して、TCP/IP の設定を調べます。
- プライマリ ネットワーク アダプタについて表示された値を記録します。
PPPoE 設定を調べる
IP アドレスを割り当てるのに ISP が Point to Point Protocol over Ethernet (PPPoE) を使用している場合は、この情報を取得する必要があります:
- ログイン名
- ドメイン (任意)
- パスワード