以前の WSM バージョンにダウングレードする
現在のバージョンの WatchGuard System Manager (WSM) を以前のバージョンの WSM にダウングレードするには、現在インストールされているバージョンの WSM をアンインストールしてから以前のバージョンの WSM をインストールする必要があります。
作業を開始する前に、以前のバージョンの WSM をインストールした時に、サーバーとデータベースのバックアップ ファイルを作成済みであることを確認します。さらに、以前の Management Server と Log Server データベース ファイルの管理者パスフレーズと Log Server の認証キーも必要です。
ステップ 1 — 現在のバージョンの WSM をアンインストールします
WSM をアンインストールするには、以下の手順に従います:
- Windows の プログラムのアンインストールと変更 ページに移動します。
- プログラムのリストから、WatchGuard System Manager を選択し、アンインストール をクリックします。
WatchGuard System Manager アンインストーラが起動します。 - 次へ をクリックしてアンインストーラを実行します。
- アンインストール メッセージで、サーバーのデータベース ファイルと構成ファイルを削除するかを尋ねられますので、はい をクリックします。
- アンインストーラを完了します。
ステップ 2 — 以前のバージョンの WSM サーバーとデータベースのファイルを復元します
現在のバージョンの WatchGuard System Manager のサーバー データベース ファイルと構成ファイルが削除された後、WSM をアップグレードする前にバックアップしたデータベース ファイルと構成ファイルを復元する必要があります。
管理コンピュータで、インストールする各サーバーの正しい場所にファイルをコピーします。Management Server 用のファイルをコピーする必要はありません。コピーする代わりに、ステップ 3 の説明に従って Management Server configuration を復元します。
その他の WatchGuard サーバーのデータベース ファイルと構成ファイルの場所に関する詳細は、次に挙げる項目を参照してください:
- Log Server — データベースのメンテナンスの設定を構成する
- Report Server — レポートの削除の設定とデータベースの設定を構成する
ステップ 3 — 以前のバージョンの WSM をインストールします
このバージョンの WSM は、前ステップで復元したサーバー データベース ファイルおよび構成ファイルと同じバージョンの WSM ですので、インストーラはサーバーの構成を検知し、インストールの完了時に、サーバーを再起動しようとします。
以前のバージョンの WSM をインストールするには、次の手順に従います:
- 以前のバージョンの WatchGuard System Manager インストーラを実行します。
WSM のインストール方法に関するじょうほうは、次を参照してください: WatchGuard System Manager ソフトウェアをインストールする。 - インストーラを完了します。
- 完了 ページで すべてのサーバーを今すぐ再起動する をクリックして、インストールされた WatchGuard サーバーを、すべて起動します。
- Management Server をインストールした場合、WatchGuard Server Center から、WSM のアップグレード前に作成したバックアップ Management Server configuration を復元します。
詳細については、Management Server Configuration をバックアップまたは復元する を参照してください。 - WatchGuard Server Center の左側にあるナビゲーション メニューから サーバー を選択し、インストールした WatchGuard サーバーが、すべて起動していることを確認します。