FTP プロキシ:全般設定

FTP プロキシ全般設定で、基本的な FTP パラメータを設定することができます。

  1. FTP プロキシ アクション構成 で、全般 を選択します。

FTP プロキシ アクションの プロキシ アクションの編集 ページ、全般 タブのスクリーンショット
Fireware Web UI における FTP プロキシのプロキシ アクションの全般設定

FTP プロキシ アクションの構成 の 全般 ページのスクリーンショット
Policy Manager における FTP プロキシのプロキシ アクションの全般設定

  1. FTP パラメータの制限値を設定するには、該当するチェックボックスをオンにします。これらの設定により、ネットワークをバッファ オーバーフロー攻撃から保護できます。

ユーザー名の最大長の設定

FTP サイトでのユーザー名の最大長を設定します。

パスワードの最大長の設定

FTP サイトへのログインに使用するパスワードの最大長を設定します。

ファイル名の最大長の設定

FTP サイトにアップロードまたはダウンロードされるファイルのファイル名の最大長を設定します。

コマンド行の最大長の設定

FTP サイトで使用するコマンド行の最大長を設定します。

各接続でのログイン失敗の最大回数の設定

FTP サイトに対する接続要求の失敗回数を制限できます。これにより、サイトへの総当たり攻撃を防ぐことができます。

ログイン失敗の最大期間の設定

FTP サイトへのログイン失敗の最大数が許可される時間間隔(秒)を設定することができます。

  1. 各設定のテキスト ボックスで、選択したパラメータの制限値を入力または選択します。
  2. 各設定について、自動ブロック チェックボックスをオンまたはオフにできます。
    ユーザーが FTP サイトへの接続を試みる際に、自動ブロックに選択されている制限値を超えた場合は、コマンドを送信したコンピュータは一時的にブロックされたサイト リストに追加されます。
  3. 各トランザクションについてログ メッセージを作成するには、レポートのログ記録をオンにする チェックボックスをオンにします。
    FTP トラフィックの詳細情報を取得するには、このオプションを選択する必要があります。
  4. このプロキシ アクションを使用するすべてのプロキシ ポリシーの診断ログ レベルを指定するには、このプロキシ アクションを使用するプロキシ ポリシーの診断ログ レベルをオーバーライドする チェックボックスを選択します。

    このプロキシ アクションの診断ログ レベル ドロップダウン リストから、ログ レベルを選択します。

    • エラー
    • 警告
    • 情報
    • デバッグ

    ここで選択するログ レベルによって、このプロキシ ポリシーの種類のすべてのログ メッセージに構成されている診断ログ レベルがオーバーライドされます。

    診断ログ レベルの詳細については、次を参照してください: 診断ログ レベルを設定する

  5. 該当プロキシの他のカテゴリについて設定を変更する場合は、変更対象の次のカテゴリのトピックを参照してください。
  6. 設定を保存します。

定義済みのプロキシ アクションを変更した場合は、 変更を保存するときに新しいアクションに設定のクローン(コピー)するようにプロンプトが表示されます。

事前に定義されたプロキシ アクションについては、次を参照してください プロキシ アクションについて

FTP パラメータで設定した制限を超えたときにブロックされる IP アドレスを確認するには、ログ メッセージを確認するか、または、Firebox System Manager でデバイスに接続して ブロックされたサイト リストと Traffic Monitor を表示します。そこから、どの IP アドレスがどのような理由でブロックされているかを確認し、必要に応じてサイトのブロックを解除することができます。ブロックされたサイト リストおよび Traffic Monitor の詳細については、ブロックされたサイトリスト (ブロックされたサイト) を管理する および ブロックされたサイトと Traffic Monitor を参照してください。

関連情報:

FTP プロキシについて