プロキシおよび AV アラーム
アラームは、「通知」をトリガするイベントです。これは、ネットワーク内の状況をネットワーク管理者に通知するメカニズムです。プロキシ定義で、トラフィックがプロキシ内のルールと一致した場合 (または一致しない場合) 、アラームが発生する可能性があります。また、実行するアクション フィールドが 許可 以外のアクションに設定されている場合も、アラームが発生する可能性があります。
たとえば、FTP プロキシの既定の定義には、ファイルの種類が次のパターンに一致するファイルのダウンロードを拒否するルールがあります: .cab、.com、.dll、.exe、および .zip。このルールにより、Firebox が 拒否 アクションを実行する場合に常にアラームを発信することができます。
各プロキシについて、アラームの発生時に Firebox が実行する動作を定義することができます。
AV アラーム設定は Gateway AntiVirus がプロキシに適用するときのみ利用可能です。Gateway AntiVirus は SMTP、POP3、HTTP、FTP,、またはTCP-UDP プロキシで利用可能です。それ以外のすべてのプロキシには、プロキシアラーム設定のみを構成することができます。
プロキシ アクション構成で、以下の手順を実行します:
- プロキシおよび AV アラーム を選択します。
- SNMP トラップまたはネットワーク管理者への通知、あるいはその両方を送信するように Firebox を定義することができます。通知は、ネットワーク管理者への電子メールか、管理者の管理コンピュータでのポップアップ ウィンドウ表示によって行うことができます。
プロキシと AV アラーム設定の詳細については、次を参照してください: ログ記録と通知の基本設定を行う。
- 該当プロキシで 1 つまたは複数の他のカテゴリについて設定を変更する場合は、変更対象の次のカテゴリにあるトピックに移動します。
- 設定を保存します。
定義済みのプロキシ アクションを変更した場合は、 変更を保存するときに新しいアクションに設定のクローン(コピー)するようにプロンプトが表示されます。
事前に定義されたプロキシ アクションについては、次を参照してください プロキシ アクションについて。