HTTP 応答:全般設定

全般設定 ページを使用して、基本的な HTTP パラメータ (アイドル タイムアウト、行の長さや合計長の制限値など) を構成できます。

  1. HTTP プロキシ アクション構成で、HTTP 要求 > 全般設定 の順に選択します。

HTTP 応答の全般設定のスクリーンショット
Fireware Web UI における HTTP プロキシ アクション HTTP 応答の全般設定の構成

[HTTP プロキシ アクション構成] ダイアログ ボックス、 [HTTP 応答全般設定] ページのスクリーンショット
Policy Manager における HTTP プロキシ アクション HTTP 応答の全般設定の構成

  1. HTTP パラメータの制限値を設定するには、該当するチェックボックスをオンにします。制限値を入力または選択します。

タイムアウトの設定

Web サーバーが Web ページを送信するまでの HTTP プロキシの待機時間を制御します。ハイパーリンクをクリックするか、Web ブラウザに URL を入力した場合、HTTP 要求がリモート サーバーに送信され、コンテンツを取得します。ほとんどのブラウザでは、ステータス バーに "...を開いています" のようなメッセージが表示されます。リモート サーバーが応答しない場合、HTTP クライアントは、応答を受信するまで (または要求がタイムアウトになるまで) 要求の送信を継続します。待機中に、HTTP プロキシは接続の監視を継続し、有効なネットワーク リソースを使用します。

最大行長の設定

HTTP 応答ヘッダーの文字行に許可される最大長を制御します。このプロパティを使用して、コンピュータをバッファ オーバーフロー攻撃から保護できます。既定値は 4096 バイトです。多くのコマース サイトでは長い URL が使用されるようになっているため、今後この値を調整する必要があるかもしれません。

HTTP サーバーの応答ヘッダー行がこの長さを超過すると、Firebox では HTTP 応答が拒否され、「ヘッダー行が長すぎます」という理由が記載された拒否ページが表示されます。そして、「ProxyDeny:ヘッダー行が長すぎます」というログ メッセージが生成されます。

この理由で拒否される Web サイトを削減するには、設定値を 8192 バイトや 16384 バイトなどのより高い数値に変更します。それでも特定の Web サイトが拒否される場合は、行の長さをインターネットの基準に合わせて短くするよう Web サイト管理者に問い合わせてください。

合計最大長の設定

HTTP 応答ヘッダーの最大長を制御します。合計ヘッダー長がこの制限値を超えている場合、HTTP 応答は拒否されます。

  1. このプロキシの他のカテゴリの設定を変更する場合は、そのカテゴリのトピックを参照してください。
  2. 構成を保存します。

定義済みのプロキシ アクションを変更した場合は、 変更を保存するときに新しいアクションに設定のクローン(コピー)するようにプロンプトが表示されます。

事前に定義されたプロキシ アクションについては、次を参照してください プロキシ アクションについて

関連情報:

HTTP プロキシについて