トラフィック管理

システム ステータス > トラフィック管理 ページには、Firebox で構成されたトラフィック管理アクションにより管理されるトラフィックの帯域幅統計が表示されます。この統計には、各トラフィック管理アクションを使用するポリシーやアプリケーションに関する詳細が含まれます。また、トラフィック管理アクションの現在の帯域幅使用率が、構成された最大帯域幅のパーセントとして表示されます。統計では、1 Kbps を 1024 ビット/秒と同値としています。

トラフィック管理 ページを初めて選択したときは、更新間隔 値の有効期限が切れるまで統計の詳細は表示されません。Fireware Web UI がトラフィック管理データを受信すると、トラフィック管理 チャートおよびチャート下のテーブルに表示します。

トラフィック管理の統計情報を表示するには、以下の手順を実行します:

システム ステータス > トラフィック管理 の順に選択します。
構成した各トラフィック管理アクションの統計情報が表示されます。

トラフィック管理 ページのスクリーンショット

FireCluster に接続すると、トラフィック管理 ページにどのクラスタ メンバーを表示するかを選択することができます。

トラフィック管理 ページに表示するクラスタ メンバーを選択するには、以下の手順を実行します:

メンバー ドロップダウン リストから、クラスタ メンバーを選択します。

FireCluster のトラフィック管理 ページのスクリーンショット

トラフィック管理 ページには、以下の統計情報を示すチャートやテーブルが含まれます。

アクション

トラフィック管理アクションの名前。

使用状況

現在使用中の最大帯域幅の量。これは レート 値を 最大 値で割った値です。

レート

このアクションによって管理されるトラフィックの現在のデータ速度。

バイト

このアクションによって管理されるトラフィックの現在のバイト数。

パケット

パケットの総数

ドロップ レート

このアクションで管理されるパケットの過去のドロップ レート。ドロップ レート 統計は、このアクションが作成または最終更新されてから、あるいはデバイスが再起動されてから、このアクションにより管理されるすべてのトラフィックに対するパケット損失の平均パーセントとして示されます。

最小

このアクションに構成された最低保証帯域幅。

最大

このアクションに構成された最大帯域幅。

テーブルに表示されるトラフィック管理アクションの詳細を表示するには、以下を実行します:

テーブルから、トラフィック管理アクションを選択します。
ダイアログ ボックスに、そのアクションに関する情報が表示されます。

トラフィック管理アクションの詳細 ダイアログ ボックスのスクリーンショット

トラフィック管理アクション ダイアログ ボックスには、次の詳細が表示されます:

方向

アクションのトラフィックの方向:

  • 順方向 — このアクションはポリシーで 順方向アクション として構成されています。
  • 逆方向 — このアクションはポリシーで 逆方向アクション として構成されています。
  • 両方 — このアクションはポリシーで、順方向アクション逆方向アクション として構成されています。
  • なし — アクションは 順方向アクション または 逆方向アクション のいずれにも構成されていませんが、ポリシーで指定された Application Control アクション で使用されています。アプリケーションの場合、このアクションは両方向のトラフィックに適用されます。

Application Control アクション名

ポリシーで指定された Application Control アクションの名前 (Application Control アクションがトラフィック管理アクションを使用する場合)。

Application Control アクション名 の下には、トラフィック管理アクションが適用されるアプリケーションが一覧表示されます。アプリケーション カテゴリのアクションが使用された場合、アプリケーション名には [すべてのアプリケーション] が表示され、アプリケーション カテゴリ名がそれに続きます。アプリケーションの場合、このアクションは両方向のアプリケーション トラフィックに適用されます。

トラフィック管理 の詳細については、次を参照してください: トラフィック管理と QoS について

システム ステータス ページの詳細については、次を参照してください: Fireware Web UI で Firebox を監視する