Firebox テンプレートを配備する

適用:クラウド管理の Fireboxes

テンプレート設定を変更したら、テンプレートを配備して、登録済みデバイスに設定を配備する必要があります。

テンプレートを配備すると、以下の 2 つが実行されます。

  1. 保存されたテンプレート設定がクラウドに配備される。
  2. テンプレート設定がすべての登録済みデバイスに配備される。

各登録済みデバイスに配備されたテンプレートには、そのデバイスで以前に配備されている最新のデバイス構成およびテンプレートの設定が含まれます。

テンプレートに何もデバイスが登録されていない場合でも、テンプレートの変更を配備することが重要となります。これは、将来的にテンプレートに登録されるデバイスにテンプレートの最新の更新が適用されるようにするためです。

通知バナーを使用してテンプレートを配備する

Firebox テンプレートの設定を更新すると、テンプレートの 構成の詳細 タブのメッセージ バナーに、保存された変更がテンプレートに配備されていないというメッセージが表示されます。

Firebox テンプレートを配備するには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。

  1. テンプレート設定を構成して、変更を保存します。テンプレート設定の詳細については、Firebox テンプレートを管理する を参照してください 。
    構成の変更を保存すると、メッセージ バナーに、保存された変更がテンプレートに配備されていないというメッセージが表示されます。
  2. テンプレートを配備するには、メッセージ バナーで、配備のスケジュール をクリックします。
    配備のスケジュール ダイアログ ボックスが開きます。

Screen shot of the Schedule Deployment dialog box for a template deployment

  1. 説明 テキスト ボックスに、構成した設定の説明を入力します。
  2. 配備する をクリックします。
    配備の日時を示す確認ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. 閉じる をクリックします。

テンプレートの配備履歴を表示する

各テンプレートにおいて、配備履歴 タブに、初期構成の配備、テンプレートが追加された日時、その後のクラウドへの配備が表示されます。

Screen shot of the Deployment History tab for a template

新しいテンプレートを追加すると、バージョン 1 が自動的に配備され、テンプレートの名前と説明のみが含まれます。

配備履歴でテンプレート配備を管理する

構成の変更がテンプレートに保存されていて、それがまだクラウドに配備されていない場合は、配備履歴ページに、配備されていない変更が存在するというメッセージが表示されます。このセクションで、配備されていない保存済みテンプレートの変更を配備すること、または元に戻すことができます。

Screen shot of the Deployment History when you ahve undeployed saved changes and a deployment is not scheduled

配備されていない保存済みテンプレートの変更を元に戻すには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。

  1. 配備履歴で、変更を元に戻す をクリックします。
    このオプションは、保存された配備前の変更がある場合にのみ表示されます。
  2. 確認ダイアログ ボックスで、元に戻す をクリックします。
    WatchGuard Cloud のテンプレート構成設定が、前回に配備された構成設定に戻ります。

保存されているテンプレートの変更を配備するには、配備履歴タブで以下の手順を実行します。

  1. 配備履歴で、配備のスケジュール をクリックします。
    配備のスケジュール ダイアログ ボックスが開きます。

Screen shot of the Schedule Deployment dialog box for a template deployment

  1. 説明 テキスト ボックスに、構成した設定の説明を入力します。
  2. 配備する をクリックします。
    配備の日時を示す確認ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. 確認ダイアログ ボックスで、閉じる をクリックします。

配備されていない保存済み変更を配備する、またはこれを元に戻すと、テンプレートの配備履歴ページに保留中の変更セクションが表示されなくなります。

テンプレートの配備ステータスを表示する

テンプレートの 配備履歴 タブにある配備ステータスに 成功 と表示された場合は、これは、保存されているテンプレート構成の変更が、登録済みデバイスへの配備のためにクラウドに配備されたという意味です。テンプレートの配備では、現在テンプレートに登録されているデバイスごとに新しい配備が作成されます。

登録済みデバイスにおけるテンプレートの配備ステータスを確認するには、Firebox の配備ステータス ページを表示する必要があります。

テンプレート構成レポートを表示する

テンプレート バージョンごとに配備された構成を確認するには、テンプレート構成レポートを表示します。

テンプレートの構成レポートを表示するには、以下の手順を実行します。

  1. 配備履歴 で、バージョン番号をクリックします。または、 をクリックして、構成レポートを表示する を選択します。

    構成レポートが開きます。レポートの上部に、構成のバージョン番号が表示されます。

Screen shot of the Configuration Report for a Firebox template

  1. レポートの特定のセクションに移動するには、セクションに移動する をクリックして、セクション名をクリックします。

    テンプレートの構成レポートには、テンプレートで構成できる設定のセクションのみが含まれています。
  2. レポートを印刷するには、 をクリックします。
  3. 配備履歴 タブに戻るには、レポートの最後に表示されている 戻る をクリックします。

登録済みデバイスのテンプレート配備ステータスを表示する

テンプレートが配備されると、テンプレートに登録されているすべてのデバイスに変更が自動的に配備されます。更新をダウンロードして適用するには、Firebox が WatchGuard Cloud に接続されている必要があります。

登録済みデバイスへのテンプレート配備では、配備されていない他の保存済み変更がこうしたデバイスに配備されることはありません。

登録済みデバイスのテンプレート配備ステータスを表示するには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。

  1. 構成 > デバイス の順に選択します。
  2. クラウド管理の Firebox を選択します。
  3. 配備履歴 をクリックします。
    配備履歴では、バージョン列にテンプレート配備のテンプレート ラベルが表示されます。

デバイスに配備された更新済みテンプレートの名前を確認するには、以下の手順を実行します。

  1. Firebox の 配備履歴 で、バージョン番号をクリックします。または、 をクリックして、構成レポートを表示する を選択します。
  2. 構成レポートの上部にある テンプレート ラベルにカーソルを合わせます。

配備履歴の詳細については、Firebox の構成の配備を管理する を参照してください。

関連情報:

Firebox テンプレートについて