システムのメンテナンス タスクを完了する

システムの設定 > ステータス ページの システムのメンテナンス セクションで、Dimension の再起動、新バージョンの Dimension へのアップグレード、Dimension の既定の設定への復元、診断タスクの実行、Dimension VM のシャットダウンを行うことができます。

Dimension を再起動する

Dimension を再起動すると、Dimension のすべてのサービスとプロセスが再開し、Dimension 仮想マシン (VM) が再起動します。

Dimension サーバーとシステムを再起動するには、以下の手順を実行します:

  1. 再起動 をクリックします。
    確認メッセージが表示されます。
  2. はい をクリックします。
    Dimension が再起動します。再度ログインします。

Dimension の再起動のプロセスが完了し、Dimension システムがすべて再開し、ログイン ページが表示されるまでにしばらく時間がかかることがあります。ログイン ページが即時に表示されない場合でも Dimension VM を再起動しないでください。その代りに、Dimension にコンソール接続して、再起動のプロセスのステータスを監視することができます。

Dimension をアップグレードする

Dimension アップグレード ファイルを入手するには、WatchGuard Portal に移動します。新規ユーザーの場合、Dimension アップグレード ファイルをダウンロードする前に、WatchGuard Portal でユーザー プロファイルを作成して Firebox を有効化する必要があります。

Dimension アップグレード ファイルは、Dimension web UI から容易に参照できる場所に保存してください。

ご使用の Dimension のインスタンスが v1.0 の場合、v1.2 にアップグレードし、次に v2.2 にアップグレードする手順を完了する必要があります。詳細については、次を参照してください:Dimension を V1.0 からアップグレードする

Dimension のインスタンスが Firebox の配下にある場合、デバイスの HTTP または TCP-UDP プロキシ ポリシーが、応答ヘッダーの Content-Type フィールドを含む HTTP 応答を許可するように構成されていることを確認します。詳細については、Firebox の背後に Dimension を配備する を参照してください。

Dimension のアップグレードが完了するまで、Dimension 仮想マシンを再起動しないでください。

Dimension をアップグレードするには、以下の手順を実行します:

  1. アップグレード をクリックします。
    システムをアップグレードする ダイアログ ボックスが開きます。
  2. 参照 をクリックし、Dimension アップグレード ファイル watchguard-dimension_2_2_3_apt.tgz を選択します。
  3. OK をクリックします。
    アップグレード ファイルが Dimension にアップロードされます。

アップグレードの完了後、Dimension システムが再起動し、Dimension サービスとプロセスがすべて再開しますが、Dimension 仮想マシン (VM) は再起動しません。アップグレードが完了するまで Dimension VM の電源を切らないでください。アップグレードが完了し、Dimension が再起動すると、ログイン ページが表示されます。

Dimension を復元する

Dimension を出荷時の既定設定に復元することができます。これにより、すべての Dimension サーバーが初期状態に戻ります。Dimension を復元すると、管理者パスワードが 読み書き にリセットされ、Log Server と PostgreSQL データベースが停止し、組み込み Log Server データベースからすべてのログ データがクリアされ、Dimension からすべてのデータ ファイルが削除されます。

Dimension を出荷時の既定設定に復元するには、以下の手順を実行します:

  1. 復元 をクリックします。
    確認メッセージが表示されます。
  2. はい をクリックします。

Dimension が出荷時の既定設定に復元された後、Dimension のログインページが表示されます。

Dimension の IP アドレスが変更された場合、ログインページは自動的に表示されません。Dimension に IP アドレスを割り当てる既定の設定は DHCP を使用するであるため、出荷時の既定設定を復元すると Dimension の IP アドレスが変更される場合があります。IP アドレスが変更された場合、Dimension にログインする前に、Web ブラウザに新しい IP アドレスを手動で入力する必要があります。

Dimension に割り当てた新しい IP アドレスを検索するには、Dimension VM の設定を確認します。仮想マシンの設定で Dimension の IP アドレスを検索する方法については、仮想マシン プラットフォームに関する次のトピックを参照してください:WatchGuard Dimension をインストールする

Dimension VM をシャットダウンする

Dimension VM を安全にシャットダウンしてデータ破損のリスクを回避するため、Dimension VM を仮想マシン プラットフォームのクライアントまたは Dimension システムのメンテナンスセクションからシャットダウンできます。

システムのメンテナンス セクションから Dimension をシャットダウンするには、以下の手順を実行します:

  1. シャットダウン をクリックします。
    確認メッセージが表示されます。
  2. はい をクリックします。
    Dimension VM が安全にシャットダウンします。
  3. Web ブラウザのウィンドウまたはタブを閉じます。

Dimension VM がシャットダウンした後、Dimension に再度ログインする前に、Dimension VM を配備した仮想マシン プラットフォームのクライアントに接続して、Dimension VM をパワー オンにする必要があります。

関連情報:

Dimension データベースを構成および監視する

ユーザーおよびグループを管理する

Dimension を設定および管理する