Endpoint Security サブスクリプション ライセンスについて

Endpoint Security サブスクリプション ライセンス (WatchGuard Advanced EPDR、EPDR、EDR、または EPP) を購入してアクティブ化すると、WatchGuard Cloud アカウントにライセンスが自動的に追加されます。WatchGuard Cloud では、割り当て制限なく、通常通り endpoint の使用数を追加して管理することができます。

Endpoint Security サブスクリプション ライセンスをアクティブ化すると、以下を実行できるようになります。

  • 自身のアカウントおよび管理対象アカウントに endpoint をいくつでも追加することができます。
  • 管理対象アカウントから、そのアカウントにいくつでも endpoint を追加することができます。各管理対象アカウントへの endpoint の最大数を制限することができます。詳細については、管理対象アカウントの endpoint 数を制限する を参照してください。
  • 割り当て済みの endpoint 数が表示される WatchGuard Cloud のページが更新されて、期間 endpoint の数とサブスクリプションの使用数が表示されます。
  • WatchGuard Support Center の 製品を管理する ページで、サブスクリプションの詳細と endpoint 数を確認することができます。

サブスクリプションおよび期間ライセンス

期間ライセンスとサブスクリプション ライセンスの両方を持つことができます。期間ライセンス (Passport を含む) の endpoint はプリペイド制であるため、これが必ず先に使用されます。

製品ライセンスとモジュール ライセンスは両方とも、サブスクリプション ライセンスか期間ライセンスでなければなりません。製品サブスクリプション ライセンスが割り当てられている場合は、期間モジュール ライセンスを割り当てることはできません。

サブスクリプション使用状況には、有効期限が切れていないアクティブな期間 endpoint が考慮されます。たとえば、100 個の endpoint が存在し、endpoint 60 個分の Endpoint Security 製品の期間ライセンスにがある場合は、40 個のサブスクリプション Endpoint (100 個の endpoint – 60 個の期間 endpoint) の請求書が発行されます。

期間ライセンスを更新またはアップグレードすると、サブスクリプションの使用数が自動的に減少するため、期間ライセンスを超過したサブスクリプション Endpoint Security 分のみが請求されます。たとえば、100 個の endpoint があり、既存の期間ライセンスを 60 個の endpoint から 80 個の endpoint にアップグレードした場合は、アップグレード後のサブスクリプション ライセンス数は 20 endpoint (100 個の endpoint – 80 個の期間 endpoint) となります。

アクティブなサブスクリプション ライセンスが割り当てられているアカウントの場合は、期間ライセンスの有効期限が切れても割り当て超過は発生しません。期間ライセンスの有効期限が切れると、期間ライセンスの分を超過した endpoint がサブスクリプション endpoint として請求されます。サブスクリプション ライセンスの使用数は自動的に増加します。

サブスクリプションをキャンセルした場合に、割り当て済みの endpoint の数が使用可能な期間ライセンスを超過すると、アカウントで割り当て超過が発生します。

WatchGuard EDR Core でサブスクリプション ライセンスをアクティブ化する

WatchGuard EPDR または Advanced EPDR の Endpoint Security サブスクリプション ライセンスを購入してアクティブ化すると、Total Security Suite が含まれている既存の EDR Core ライセンスが新しい製品に自動的にアップグレードされます。EDR Core がテナント Service Provider または Subscriber アカウントにすでに割り当てられている場合は、EDR Core が WatchGuard EPDR または Advanced EPDR にアップグレードされます。サブスクリプション ライセンスの有効期限が切れても、endpoint のライセンスは保持されます。期限切れのライセンスで利用できる保護については、Endpoint Security ライセンスについて を参照してください。

アカウントで WatchGuard Advanced EPDR または EPDR トライアルが進行中の場合は、トライアルがキャンセルされて、サブスクリプションに置き換えられます。トライアルの詳細については、トライアルを管理する - Service Provider を参照してください。

割り当ての種類

Service Provider は、ライセンスから endpoint を管理対象アカウントに割り当てる際に、割り当ての種類を選択します。この割り当ての種類により、管理対象アカウントで endpoint がどのように使用されるかが決まります。

期間割り当て

Endpoint を期間割り当てとして割り当てると、管理対象アカウントで、期間ライセンスまたは MSSP ライセンスに基づいて、設定期間の間に特定数の endpoint をアカウントに割り当てることができるようになります。

サブスクリプション割り当て

Endpoint をサブスクリプション割り当てとして割り当てると、管理対象アカウントで、特定数の endpoint または無制限数の endpoint を割り当てることができるようになります。アクティブな endpoint の数に基づいて、WatchGuard からアカウントに対して毎月請求書が発行されます。

混合割り当て

テナント アカウントに至るまで明確な使用状況レポートを容易に作成できるように、Partner アカウントまたはティア-1 Service Provider アカウントで、endpoint を混合して割り当てることができなくなりました。期間またはサブスクリプション割り当ての種類のみを選択することができます。既存の混合割り当ては引き続き使用できますが、編集することはできません。混合として割り当てられている Endpoint は、管理対象アカウントでサブスクリプション Endpoint として表示されます。混合割り当ての種類では、期間ライセンスの endpoint が最初に使用されます。期間ライセンスに endpoint が残っていない状態になると、サブスクリプション ライセンスの endpoint が使用されます。

サブスクリプションの請求

サブスクリプション ライセンスの場合は、毎月請求書が発行されます。毎月 1 日に、WatchGuard Cloud で、アカウント内のすべてのアカウントと管理対象アカウントの Endpoint Security サブスクリプション endpoint の総数が計算されます。この数が、翌月の請求書に記載される endpoint の数となります。次回の請求日より前に追加された endpoint では、その製品またはモジュールを直ちに使用できます。

サブスクリプションをキャンセルする

サブスクリプションをキャンセルすると、影響を受けるデバイスの保護が直ちに無効化されます。サブスクリプション ライセンスがキャンセルされたコンピュータおよびデバイスは、以下の状態となります。

  • ウイルス対策、高度な保護、ファイアウォール、デバイス制御、URL フィルタリングが存在せず、保護されない。
  • 管理 UI にアクセスできない。
  • 署名ファイルの更新が送信されない。
  • タスクのスケジュールがなくなる。スケジュールされているスキャンとパッチ タスクがすべて無効化される。

キャンセルから 90 日以内にサブスクリプション ライセンスを再度アクティブ化すると、デバイス保護が自動的に再度有効化され、インターネットに接続されているデバイスで更新されます (通常は 4 時間以内)。90 日を過ぎてからサブスクリプション ライセンスを再度アクティブ化する場合は、endpoint エージェントを再インストールして、すべての設定を作成して割り当てる必要があります。

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