ARP キャッシュをクリアする
Firebox の ARP (アドレス解決プロトコル) キャッシュは、TCP/IP ホストのハードウェア アドレス (MAC アドレスとも呼ばれます) を格納します。ARP 要求が開始される前に、システムは、キャッシュ内にハードウェア アドレスが存在するかどうかを確認します。ネットワークがドロップイン構成の場合、インストール後にデバイスの ARP キャッシュをクリアする必要があります。
デバイス モニタ ロールのユーザー アカウントを使用してデバイスにログインした場合、ARP キャッシュをクリアする前に、デバイス管理者 ロールのユーザー アカウントのユーザー認証情報を指定する必要があります。
- Firebox System Manager から、ツール > ARP キャッシュのクリア の順に選択します。
デバイス モニタ ユーザーとしてデバイスにログインした場合、ARP キャッシュのクリア ダイアログ ボックスが表示されます。デバイス管理者としてログインした場合、ARP キャッシュがクリアされます。
- ユーザー名 テキスト ボックスに、デバイス管理者の認証資格を持つユーザー アカウントの名前を入力します。
- パスフレーズ テキスト ボックスに、ユーザーのパスフレーズを入力します。
- 認証サーバー ドロップダウン リストから、指定したユーザー アカウントの認証先を選択します。
- Active Directory Authentication サーバーを選択した場合、ドメイン テキスト ボックスに、指定したユーザー アカウントのドメインを入力します。
- OK をクリックします。
ARP キャッシュ エントリがすべてフラッシュされます。
Firebox がドロップイン モードの場合、この手順は ARP テーブルの中身だけクリアし、MAC アドレス テーブルはクリアしません。MAC テーブルに 2,000 を超えるエントリがある場合は、テーブル内の最も古い MAC エントリが削除されます。MAC アドレス テーブルをクリアするには、Firebox をリスタートする必要があります。