一元化されたツールを使用してクライアント ソフトウェアをインストールする (Windows のみ)

適用対象:WatchGuard EPDRWatchGuard EDRWatchGuard EPP

中規模および大規模ネットワークの場合は、一元化されたツールを使用して Windows コンピュータにクライアント ソフトウェアをインストールすることが勧められます。

コマンド ライン ツールを使用してクライアントをインストールする

以下のコマンド ライン パラメータを使用して、WatchGuard クライアント エージェントの Web UI へのインストールと統合を自動化することができます。

  • GROUPPATH="group1\group2":コンピュータが配置されるグループ ツリーのパス。「すべて」ルート ノードは指定されていません。グループが存在しない場合は、コンピュータは「すべて」ルート グループに統合されます。
  • PRX_SERVER:企業プロキシ サーバーの名前または IP アドレス。
  • PRX_PORT:企業プロキシ サーバーのポート。
  • PRX_USER:企業プロキシ サーバーのユーザー。
  • PRX_PASS:企業プロキシ サーバーのパスワード。

以下は、コマンド ライン パラメータを使用してエージェントをインストールする方法の例です。

Msiexec /i "WatchGuardAetherAgent.msi" GROUPPATH="London\AccountingDept"

PRX_SERVER="ProxyCorporative" PRX_PORT="3128" PRX_USER="admin" PRX_PASS="panda"

Microsoft Active Directory を使用してエージェントを配備する

Microsoft Active Directory グループ ポリシー オブジェクト (GPO) を使用して、クライアント ソフトウェアをコンピュータに最初に配備することができます。Active Directory では、以前インストールされたソフトウェアの更新はサポートされていません。

Active Directory GPO を使用してエージェントを配備するには、以下の手順を実行します。

  1. クライアント ソフトウェア インストーラをダウンロードして共有します。ソフトウェアを受け取るすべてのコンピュータからアクセスできる共有フォルダにインストーラ ファイルを保存します。
  2. Active Directory で、クラウド配備という名称の新たな組織単位を作成します。
    1. MMC を開きます。
    2. グループ ポリシー管理スナップインを追加します。
    3. ドメイン ノードを右クリックして、新規 > 組織単位 の順に選択します。
    4. クラウド配備 という組織単位を作成します。
  3. インストール パッケージを使用して、新しい GPO を作成します。
    1. 新しい組織単位を右クリックして、このドメインに GPO を作成する を選択します。
    2. GPO に名前を付けます (例:クラウド配備 GPO)。
  4. 新しい GPO を編集して、WatchGuard Endpoint Security ソフトウェアが含まれているインストール パッケージを追加します。
    1. コンピュータの構成、ポリシー、ソフトウェア設定、ソフトウェア インストール をクリックします。
    2. ソフトウェア インストール を右クリックして、新規 > パッケージ の順に選択します。
    3. WatchGuard Endpoint Security.msi インストール パッケージを追加します。
  5. パッケージのプロパティを編集します。
    1. 追加したパッケージを右クリックして、プロパティ > 配備タブ > 詳細 の順に選択します。
    2. このパッケージの配備時に言語を無視する を選択して、この 32 ビット X86 アプリケーションを Win64 マシンで使用できるようにする チェックボックスを選択します。
    3. エージェントを受け取るすべてのネットワーク コンピュータをクラウド配備組織単位に追加します。

関連情報:

インストール要件