タスクとグループの変更について
適用対象: WatchGuard Advanced EPDR、WatchGuard EPDR、WatchGuard EDR、WatchGuard EPP
どのコンピュータがタスクを受信するかを判断するのが難しい場合があります。タスクの受信者としてコンピュータ グループを選択している場合は、タスクが実行されるコンピュータが、最初に選択したコンピュータと異なる可能性があります。
これは以下の理由によります。
- グループは経時的に変化する可能性がある動的なエンティティであるため
- タスクは、特定時点で定義されたアクションで、グループで実行されるが、(繰り返し実行するかどうかに関係なく) これは後から実行することも可能であるため
特定時間にタスクを定義して、複数のコンピュータ グループの 1 つで実行されるように設定することができます。しかし、タスクの実行時に、こうしたグループのコンピュータが変更されている可能性があります。
以下のセクションに、異なる種類の構成済みタスクを受信するコンピュータに関する説明が記載されています。
即時タスク
このタスクは、ほぼ同時に作成、発行、実行され、1 回のみ実行されます。WatchGuard Endpoint Security では、タスク作成時にターゲット グループが評価されます。影響を受けるコンピュータのタスク ステータスは、保留中 となります。
タスクにコンピュータを追加する
既存の即時タスクに新しいコンピュータを追加することはできません。ターゲット グループに新しいコンピュータを追加しようとしても、そのコンピュータがタスクを受信することはありません。
タスクからコンピュータを削除する
既存のタスクからコンピュータを削除することができます。タスクを受信するように設定されているグループから別のグループにコンピュータを移動すると、そのコンピュータではタスクが実行されなくなります。
スケジュール設定された 1 回限りのタスク
このタスクでは、過去 24 時間以内に実行が開始されたタスク、および 24 時間以上前に実行が開始されたタスクという 2 つのシナリオが考えられます。
過去 24 時間以内に実行が開始されたタスク
タスクが実行されてから 24 時間以内であれば、タスクまたはそのターゲット グループにコンピュータを追加する、またはそこから削除することができます。この 24 時間の期間は、複数の国に拠点を置く企業のすべてのタイム ゾーンに対応します。
24 時間以上前に実行が開始されたタスク
タスクの実行から 24 時間以上経過している場合は、タスクに新しいコンピュータを追加することはできません。ターゲット グループに新しいコンピュータを追加しても、そのコンピュータがタスクを受信することはありません。しかし、ターゲット グループからタスクを削除すると、コンピュータのタスクがキャンセルされます。
スケジュール設定された定期的なタスク
このタスクのターゲット コンピュータの場合は、タスクが完了する前またはキャンセルされる前であれば、いつでも追加および削除することができます。各コンピュータから WatchGuard Endpoint Security が関連情報を受信するにつれ、各コンピュータのタスク ステータスが Endpoint Security 管理 UI に段階的に表示されます。