SecurID 認証を構成する
Fireware v12.5 以降では、SecurID は別々の構成を必要としません。SecurID を使用するには RADIUS サーバーを構成し、そのサーバーの SecurID を有効化します。RADIUS サーバー構成の詳細については、次を参照してください: RADIUS サーバー認証を構成する。
SecurID を使用するには、RADIUS、VASCO または ACE/Server サーバーを正しく構成する必要があります。また、ユーザーには承認された SecurID トークンと PIN (個人識別番号) が必要になります。詳細については、RSA SecurID のマニュアルを参照してください。
RADIUS プロトコルと RADIUS の仕組みについては、次を参照してください:RADIUS サーバー認証を構成する、RADIUS サーバー認証の操作方法。
Authentication Portal、Mobile VPN with IPSec、または Mobile VPN with SSL を使った Firebox 認証については、SecurID は PAP (Password Authentication protocol) 認証のみをサポートします。
- 認証 > サーバー の順に選択します。
認証サーバー ページが表示されます。 - サーバー リストから、SecurID を選択します。
SecureID サーバー設定が表示されます。
- SecurID サーバーの有効化 チェックボックスを選択します。
- IP アドレス テキスト ボックスに、SecurID サーバーの IP アドレスを入力します。
Fireware v12.4 以降は IPv4 および IPv6 アドレスの両方に対応しています。Fireware v12.3.x 以前は IPv4 アドレスのみに対応しています。 - ポート テキスト ボックスに、SecurID 認証に使うポート番号を入力します。
既定の番号は 1812 です。 - 共有シークレット テキスト ボックス内に、 Firebox と SecurID サーバー間の共有シークレットを入力します。
共有シークレットは大文字と小文字が区別され、デバイスと SecurID サーバーで同じものでなくてはなりません。共有シークレットにスペース文字のみを使用することはできません。 - シークレットの確認 テキスト ボックス内に、共有シークレットを再び入力します。
Fireware v12.4 以降は 64 文字の共有シークレットに対応しています。Fireware v12.3.x 以前は 36 文字の共有シークレットに対応しています。 - タイムアウト テキスト ボックスに、再接続を試みるまでに Firebox が認証サーバーからの応答を待機する時間を入力します。
- 再試行 テキスト ボックスに、Firebox が 1 回の認証試行に対して接続に失敗したことを報告する前に、認証サーバーへの接続を試行する回数をを入力します。
- 非アクティブ時間 テキスト ボックスに、非アクティブ状態のサーバーが再度アクティブとしてマークされるまでの時間を入力します。
既定値は 3 分です。Fireware v12.1.1 以前では、規定値は 10 分です。 - 非アクティブ時間 ドロップダウン リストで、分または時間を選択して時間を設定します。
認証サーバーが一定時間応答しなかった場合、そのサーバーは停止としてマークされます。追加の認証では、非アクティブ時間の値に達した後再びこのサーバーがアクティブとマークされるまで、このサーバーは試行されません。 - グループ属性 テキスト ボックスに、属性値を入力します。この値を変更しないことをお勧めします。
User Group 情報を伝達する属性を設定するには、グループ属性値が使用されます。SecurID サーバーから Firebox にユーザーが認証されたというメッセージが送信されるとき、User Group 文字列も送信されます。たとえば、engineerGroup または financeGroup など。この情報はその後、アクセス制御に使用されます。 - バックアップ SecurID サーバーを追加するには、セカンダリ サーバー設定 セクションで、セカンダリ SecurID サーバーを有効化 チェックボックスを選択します。
- バックアップ サーバーを構成するには、ステップ 4~12 を繰り返します。プライマリおよびバックアップ SecurID サーバーで共有シークレットが同じであることを確認します。
認証サーバーの詳細については、次を参照してください:バックアップ認証サーバーを使用する。 - 保存 をクリックします。
-
をクリックします。
または、設定 > 認証 > 認証サーバー の順に選択します。
認証サーバー ダイアログ ボックスが表示されます。 - SecurID タブを選択してください。
- SecurID サーバーの有効化 チェックボックスを選択します。
- IP アドレス テキスト ボックスに、SecurID サーバーの IP アドレスを入力します。
Fireware v12.4 以降は IPv4 および IPv6 アドレスの両方に対応しています。Fireware v12.3.x 以前は IPv4 アドレスのみに対応しています。
ポート テキスト ボックスに、SecurID 認証に使うポート番号を入力または選択します。
既定の番号は 1812 です。 - 共有シークレット テキスト ボックス内に、 Firebox と SecurID サーバー間の共有シークレットを入力します。
Fireware v12.4 以降は 64 文字の共有シークレットに対応しています。Fireware v12.3.x 以前は 36 文字の共有シークレットに対応しています。
共有シークレットは大文字と小文字が区別され、デバイスと RADIUS サーバーで同じものでなくてはなりません。共有シークレットにスペース文字のみを使用することはできません。 - シークレットの確認 テキスト ボックス内に、共有シークレットを再び入力します。
- タイムアウト テキスト ボックスに、再接続を試みるまでに Firebox が認証サーバーからの応答を待機する時間を入力または選択します。
- 再試行 テキスト ボックスに、Firebox が 1 回の認証試行に対して接続に失敗したことを報告する前に、認証サーバーへの接続を試行する回数を入力または選択します。
- 非アクティブ時間 テキスト ボックスに、非アクティブ状態のサーバーが再度アクティブとしてマークされるまでの時間を入力または設定します。
既定値は 3 分です。Fireware v12.1.1 以前では、規定値は 10 分です。 - 非アクティブ時間 ドロップダウン リストで、分または時間を選択して時間を設定します。
認証サーバーが一定時間応答しなかった場合、そのサーバーは停止としてマークされます。追加の認証では、非アクティブ時間の値に達した後再びこのサーバーがアクティブとマークされるまで、このサーバーは試行されません。 - グループ属性 テキスト ボックスに、グループ属性値を入力または選択します。この値を変更しないことをお勧めします。
User Group 情報を伝達する属性を設定するには、グループ属性値が使用されます。SecurID サーバーから Firebox にユーザーが認証されたというメッセージが送信されるとき、User Group 文字列も送信されます。たとえば、engineerGroup または financeGroup など。この情報はその後、アクセス制御に使用されます。 - バックアップ SecurID サーバーを追加するには、バックアップ サーバーの設定 タブを選択し、バックアップ SecurID サーバーを有効化 チェックボックスを選択します。
- バックアップ サーバーを構成するには、ステップ 4~11 を繰り返します。プライマリおよびバックアップ SecurID サーバーで共有シークレットが同じであることを確認します。
認証サーバーの詳細については、次を参照してください:バックアップ認証サーバーを使用する。 - OK をクリックします。
- 構成ファイルを保存する.