SNMP ポーリングを有効化する
SNMP サーバーからの SNMP ポーリングを受け入れるように、Firebox を構成することができます。デバイスは SNMP サーバーに、各インターフェイスからのトラフィック カウント、デバイスの稼働時間、送受信した TCP パケット数、各ネットワーク インターフェイスの最終変更日時などの情報を報告します。
Fireware Web UI から、SNMP ポーリング設定を構成する
Fireware Web UI から、SNMP ポーリングを有効化するには、以下の手順を実行します:
- システム > SNMP の順に選択します。
SNMP ページが表示されます。
- SNMP を有効化するには、バージョン ドロップダウン リストから、次のオプションを選択します:
- SNMP サーバーがデバイスに接続するときに使用する コミュニティ文字列 を入力します。
コミュニティ文字列は、デバイスの統計情報へのアクセスを可能にするユーザー ID またはパスワードとして使用されます。 - 利用可能なシステム情報を大量に受信するには、このオプションを選択します。
- SNMP サーバーがデバイスに接続するときに使用する ユーザー名 を入力します。
- SNMP サーバーで認証が使用される場合は、認証プロトコル ドロップダウン リストから、MD5 または SHA1 を選択します。
横にある パスワード と 確認 テキスト ボックスに、認証パスワードを入力します。 - SNMP サーバーで暗号化が使用される場合は、プライバシー プロトコル ドロップダウン リストから、DES を選択します。
横にある パスワード と 確認 テキスト ボックスに、暗号化パスワードを入力します。
- SNMP サーバーがデバイスに接続するときに使用する コミュニティ文字列 を入力します。
- Firebox 経由のすべての SNMP 接続で NAT を有効化するには、SNMP アプリケーション層ゲートウェイ経由の接続で NAT を使用する チェックボックスを選択します。
- 保存 をクリックします。
Firebox で SNMP ポーリングを受け取るようにするには、SNMP パケット フィルタ ポリシーを追加する必要があります。
- ファイアウォール > ファイアウォール ポリシー の順に選択します。
- ポリシーを追加する をクリックします。
- パケット フィルタ ドロップダウン リストから、SNMP を選択します。ポリシーを追加する をクリックします。
ポリシーの構成 ページが表示されます。 - 送信元セクションで、追加をクリックします。
メンバーを追加する ダイアログ ボックスが表示されます。 - メンバーの種類 ドロップダウン リストから、ホスト IP を選択します。
- メンバーの種類 テキスト ボックスに、SNMP サーバーの IP アドレスを入力します。
- OK をクリックします。
SNMP サーバーの IP アドレスが送信元リストに表示されます。 - 送信元 リストから、Any-Trusted を選択します。
- 削除 をクリックします。
- 送信元 セクションで、追加 をクリックします。
メンバーを追加する ダイアログ ボックスが表示されます。 - ドロップダウン リストから、Firebox を選択します。
- OK をクリックします。
送信先リストに Firebox が表示されます。 - 送信先 リストから、Any-External を選択します。
- 削除 をクリックします。
- 保存 をクリックします。
Policy Manager から、SNMP ポーリング設定を構成する
SNMP ポーリング設定を有効化するには、Policy Manager から以下の手順を実行します:
- 設定 > SNMP の順に選択します。
- SNMP のバージョンを選択します:
- デバイスが SNMP サーバーに接続するときに使用する コミュニティ文字列 を入力します。
- 利用可能なシステム情報を大量に受信するには、このオプションを選択します。
- ユーザー名 — SNMPv3 の認証とプライバシー保護のユーザー名を入力します。
- 認証プロトコル — MD5 (Message Digest 5) または SHA (Secure Hash Algorithm) を選択します。
- 認証パスワード — 認証パスワードを入力して確認します。
- プライバシー プロトコル — トラフィックを暗号化する場合は、DES (データ暗号化規格) を選択します。SNMP トラフィックを暗号化しない場合は、なし を選択します。
- プライバシー パスワード — 送信メッセージを暗号化し、受信メッセージを暗号化解除するためのパスワードを入力して確認します。
- Firebox 経由のすべての SNMP 接続で NAT を有効化するには、SNMP アプリケーション層ゲートウェイ経由の接続で NAT を使用する チェックボックスを選択します。
- OK をクリックします。
Firebox で SNMP ポーリングを受け取るようにするには、SNMP パケット ポリシーを追加する必要があります。SNMP を設定すると、SNMP ポリシーを追加するように求めるメッセージが Policy Manager から自動的に表示されます。
新規ポリシーのプロパティ ダイアログ ボックスで、
- 送信元セクションで、追加をクリックします。
アドレスを追加する ダイアログ ボックスが表示されます。 - その他を追加する をクリックします。
メンバーを追加する ダイアログ ボックスが表示されます。 - 種類の選択 ドロップダウン リストから、ホスト IP を選択します。
- 値 テキスト ボックス内で、SNMP サーバーの IP アドレスを入力します。
- OK をクリックして、メンバーの追加 ダイアログ ボックスを閉じます。
- OK をクリックして、アドレスを追加する ダイアログ ボックスを閉じます。
新しいポリシーの ポリシー タブが表示されます。 - 送信元 セクションで、追加 をクリックします。
アドレスを追加する ダイアログ ボックスが表示されます。 - 利用可能メンバー リストから、Firebox を選択します。
- 追加 をクリックします。
Firebox が選択されたメンバーとアドレス リストに表示されます。 - OK をクリックして、アドレスを追加する ダイアログ ボックスを閉じます。
- OK をクリックして、新しいポリシー プロパティ ダイアログ ボックスを閉じます。
- 閉じる をクリックします。