SNMP 管理ステーションとトラップを有効化する

SNMPトラップは、Firebox が SNMP 管理ステーションに送信するイベント通知です。トラップは、定義済みしきい値を超える値などの特定の条件が発生したことを示します。デバイスはすべてのポリシーに対してトラップを送信できます。

SNMP 通知要求はトラップと似ていますが、受信側が通知要求の応答を送信します。デバイスは、応答を受信しないと、SNMP マネージャが応答を送信するまで繰り返し通知要求を送信します。トラップは 1 回だけ送信され、受信側はトラップを受信しても確認応答を送信しません。

通知が受信されたかどうかを Firebox が認識できるため、通知要求のほうがトラップより確実です。ただし、通知要求の方が多くのリソースを消費します。通知要求は、送信側が応答を受け取るまでメモリに保持されます。通知要求を再び送信する必要があると、それによりトラフィックが増加します。送信された受領証は 1 つ 1 つがルータのメモリ使用量やネットワーク トラフィックの量を増大させるため、すべての SNMP 通知に対して受領証を送信する必要があるかを検討することをお勧めします。

SNMP 通知要求を有効にするには、SNMPv2 または SNMPv3 を使用する必要があります。SNMPv1 は、トラップだけをサポートし、通知要求はサポートしません。

SNMP 管理ステーションを構成する

SNMP ポリシーを追加する

Firebox で SNMP ポーリングを受け取るようにするには、SNMP ポリシーを追加する必要があります。

ポリシーに対する SNMP トラップを送信する

トラフィックがポリシーでフィルタリングされている場合は、Firebox が SNMP トラップを送信することができます。SNMPトラップを有効にするために、1つの SNMP 管理ステーションを構成する必要があります。

関連情報:

SNMP について

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アラームの SNMP トラップについて

SNMP ポーリングを有効化する