トンネルにルートを追加する

Branch Office VPN トンネル経由のトラフィックのルートを追加するには、ルートのローカルとリモートの IP アドレスを指定するトンネル ルートを追加します。

構成できるトンネル ルートの数は無制限ですが、Firebox で同時にアクティブ化できるトンネル ルートの数は、デバイスの機能キーによって制限されています。詳細については、VPN トンネルの容量およびライセンス を参照してください。

IPv4 用に構成されたゲートウェイを選択した場合は、トンネル ルート設定で IPv4 アドレスを指定する必要があります。

Fireware v12.4 以降では、IPv6 用に構成されたゲートウェイを選択した場合は、トンネル ルート設定で IPv6 アドレスを指定する必要があります。

  1. トンネル ダイアログ ボックスの アドレス タブで、追加 をクリックします。
    トンネル ルートの設定 ダイアログ ボックスが表示されます。

トンネル ルートの設定 ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. ローカル IP および リモート IP セクションで、種類の選択 ドロップダウン リストからアドレスの種類を選択します。ホスト IP アドレス、ネットワーク アドレス、またはホスト IP アドレスの範囲を指定することができます。任意 オプションを選択して 0.0.0.0 のルートを指定することもできます：
  • Fireware v12.3.1 以前では、任意 (0.0.0.0/0) を選択できます。
  • Fireware v12.4 以降では、任意の IPv4 または 任意の IPv6 を選択できます。
  1. テキスト ボックスの横に値を入力します。指定する IP アドレスは、ゲートウェイと同じアドレス ファミリー (IPv4 または IPv6) のものである必要があります。
  2. 方向 ドロップダウン リストから、トンネルの方向を選択します。トンネルの方向が、トンネル経由のトラフィックがどの方向に流れるかを決定します。
  3. このトンネルのブロードキャストルーティングを有効化するには、トンネルを使用するブロードキャストルーティングを有効にする チェックボックスをクリックします。詳細については、Branch Office VPN トンネル経由でブロードキャストルーティングを有効化する を参照してください。
  4. 選択したアドレス タイプとトンネル位置に互換性があれば、NAT タブを使って トンネルに対する 1-to-1 NAT および動的 NAT を有効化できます。詳細については、Branch Office VPN トンネル経由で発信方向の動的 NAT を構成する および Branch Office VPN トンネル経由で 1-to-1 NAT を構成する を参照してください。
  5. OK をクリックします。
  1. 新しいトンネル ダイアログ ボックスの アドレス タブで、追加 をクリックします。
    トンネル ルートの設定 ダイアログ ボックスが表示されます。

トンネル ルートの設定 ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. ローカル および リモート セクションで次のオプションのいずれか 1 つを構成して、ローカルおよびリモートネットワーク アドレスを指定します：
  • (Fireware v12.3.1 以前) テキスト ボックスに IPv4 アドレスを入力します。
  • (Fireware v12.4 以降) テキスト ボックスに IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。
    指定する IP アドレスは、ゲートウェイと同じアドレス ファミリー (IPv4 または IPv6) のものである必要があります。
  • ローカル ドロップダウン リストの横にあるボタンをクリックして、ホスト IP アドレス、ネットワーク アドレス、ホスト IP アドレスの範囲、またはホスト名を指定します。
    IPv6 の場合、ホスト名 を選択した場合、ローカル コンピュータは IPv6 アドレスのホスト名を解決できる必要があります。
  • (Fireware v12.4 以降) 任意の IPv4 または 任意の IPv6 ボックスを選択してゼロ ルートを指定します (0.0.0.0/0 または ::/0)。
  1. 方向 ドロップダウン リストから、トンネルの方向を選択します。トンネルの方向が、トンネル経由のトラフィックがどの方向に流れるかを決定します。
  2. このトンネルのブロードキャストルーティングを有効化するには、トンネルを使用するブロードキャストルーティングを有効にする チェックボックスをクリックします。詳細については、Branch Office VPN トンネル経由でブロードキャストルーティングを有効化する を参照してください。
  3. 選択したアドレス タイプとトンネル位置に互換性があれば、NAT タブを使って トンネルに対する 1-to-1 NAT および動的 NAT を有効化できます。詳細については、Branch Office VPN トンネル経由で発信方向の動的 NAT を構成する および Branch Office VPN トンネル経由で 1-to-1 NAT を構成する を参照してください。
  4. OK をクリックします。