デバイスの配備ステータスを確認する

デバイス リストのインポートと Firebox のアクティブ化が完了すると、Deployment Center で、RapidDeploy を使用してアクティブ化された各デバイスの基本構成ファイルが準備されます。各基本構成ファイルには以下の情報が含まれます:

  • Management Server の IP アドレスと認証情報
  • ランダムに生成されたステータスおよび構成パスフレーズ
  • ランダムに生成された共有シークレット
  • 指定 Management Server の IP アドレスからのインバウンド トラフィックを許可するポリシー
  • Firebox の機能キー
  • Firebox のわかりやすい名前

既定では、デバイスが Deployment Center に接続して構成ファイルをダウンロードする前に、デバイスのインターフェイスが DHCP により IP アドレスを取得するように構成されています。Firebox に静的 IP アドレスを割り当てる必要がある場合は、デバイスの電源を投入する前に、静的 IP アドレスの情報を格納した USB ドライブをデバイスに挿入します。次にデバイスの電源を投入し、静的 IP アドレスを使って Deployment Center に接続し、構成ファイルをダウンロードします。詳細については、USB ドライブを使用してインターフェイスを構成する を参照してください。

RapidDeploy を使用して Firebox デバイスをアクティブ化し、電源を投入してインターネットに接続すると、出荷時の既定設定モードを使用しているデバイスは、Deployment Center に接続して基本構成ファイルを取得します。基本構成ファイルがデバイスに適用されて、デバイスは再起動します。次にこのデバイスは、基本構成ファイルに指定された Management Server に接続し、その管理対象に加わります。これらのプロセスの後に、デバイスの構成を完了することができます。最初にデバイスのネットワーク構成設定を完了することをお勧めします。ネットワーク構成設定が完了した後に、デバイスを完全管理モードに変更したり、1 つまたは複数の構成テンプレートを適用したりすることができます。

詳細については、共有インターフェイスの設定Centralized Management モードについて、および 管理対象デバイスをデバイス構成テンプレートに適用する を参照してください。

Deployment Center では、各デバイスから Deployment Center に接続があったかどうかと、各 Firebox に基本構成ファイルが送信された日時が記録されます。

アクティブ化された Firebox のステータスを確認するには、以下の手順を実行します:

  1. ステータス を選択します。
    配備ステータス ページが開き、アクティブ化されているデバイスの一覧と、各デバイスの配備ステータスを表示します。

配備ステータス ページの、配備済み XTM デバイス一覧のスクリーンショット

配備ステータス リストの 配備ステータス 列には、各デバイスの現在のステータスが表示されます。Firebox から Deployment Center への接続と基本構成ファイルの取得がまだ行われていない場合、XTM デバイスはまだ配備されていません というメッセージが表示されます。Firebox が Deployment Center に接続し、基本構成ファイルを取得した場合は、デバイスから接続があった日と、Deployment Center への接続に使われた IP アドレスが表示されます。

配備ステータス リスト内の行がグレー表示の場合、その行の Firebox は、インポートしたばかりの CSV ファイルに含まれていたが、それ以前に同じ Management Server に関してアクティブ化されていたことを意味します。デバイスを再度アクティブ化すると、そのデバイス用の新しい配備パッケージが作成されます。新しい配備パッケージは、次にデバイスが Deployment Center に接続したときにそのデバイスに送信されます。

配備ステータス リストが空白の場合は、アクティブ化された Firebox が存在していないか、またはアクティブ化されたデバイスが Deployment Center に接続して基本構成ファイルを取得してから 30 日が経過していることを意味します。

アクティブ化は完了しているが、Deployment Center への接続と構成ファイルの取得がまだ行われていない Firebox は、配備ステータス リストに 2 年間含まれます。Deployment Center に接続し、構成ファイルを取得したデバイスは、ファイルがデバイスに送信された日から 30 日間リストに残ります。

アクティブ化された Firebox デバイスが、Deployment Center への接続を試みたが成功しなかった場合、デバイスはエラーメッセージを受信し、Deployment Center への接続を再度実行します。デバイスは、Deployment Center への接続に成功し、基本構成ファイルを取得するまで、試行間隔を定期的に狭めながら Deployment Center への接続を自動的に繰り返します。Deployment Center への接続には成功したが、デバイスがまだアクティブ化されていないか、別のエラーが発生したために、基本構成ファイルを取得できない場合、そのデバイスから Deployment Center への自動接続が再び行われることはありません。これが発生した場合は、Deployment Center でデバイス リストのインポートとアクティブ化プロセスを完了し、次にデバイスをリセットし、電源とインターネットに再接続する必要があります。

関連情報:

デバイスをアクティブ化する

Management Server の登録を確認する