RIP を使用して IPv4 ルーティングを構成する

RIP を有効にすると、DR-RIP-Allow と呼ばれる動的ルート ポリシーが自動的に作成されます。このポリシーを編集して、認証を追加し、正しいインターフェイスでのみリスンするよう制限することができます。DR-RIP-Allow ポリシーは、RIP v2 用の予約済みマルチキャスト アドレスへの RIP マルチキャストを許可するように構成されます。

RIP v1 を使用する場合、RIP ポリシーを構成して、ネットワーク ブロードキャストの IP アドレスから Firebox への RIP ブロードキャストを許可する必要があります。たとえば、外部インターフェイスの IP アドレスが 203.0.113.2/24 の場合、RIP ポリシーでブロードキャストアドレス 203.0.113.255 から Firebox へのトラフィックを許可する必要があります。

Firebox で複数 WAN が有効化されている場合は、動的ルート構成の物理インターフェイスの IP アドレスを使用する代わりに、ループバック インターフェイスを構成し、ループバック インターフェイスの IP アドレスを使用することができます。詳細については、ループバック インターフェイスを構成する を参照してください。

Firebox および RIP ルータを構成後、ルート テーブルを参照して、Firebox が RIP ルータからルート更新を受信したことを検証できます。

動的ルートを表示するには、Firebox System Manager から、ステータス レポート タブを選択します。

動的ルートを表示するには、Fireware Web UI で、システム ステータス > ルート の順に選択します。

関連情報:

ルーティング情報プロトコル (RIP および RIPng) について

サンプル RIP ルーティング構成ファイル