ループバック インターフェイスを構成する
ループバック インターフェイス構成では、プライマリ IPv4 アドレスを指定して、セカンダリ ネットワーク(secondary network)を追加することができます。ループバック インターフェイスは、ルーティング モードでのみサポートされています。
ループバック インターフェイスは、ポリシーで BOVPN または BOVPN 仮想インターフェイスのローカル ゲートウェイ IP アドレスとして、または静的ネットワーク ルートの宛先としては使用することはできません。
ループバック インターフェイスは、動的ルート構成で使用する前に、ネットワーク設定で構成する必要があります。
- プライマリ ループバック インターフェイス IP アドレスを構成するには、以下の手順を実行します:
- ネットワーク > ループバック の順に選択します。
ループバック ページが表示されます。 - 有効 チェックボックスをオンにします。
- (任意) インターフェイスの説明 テキスト ボックスに、このインターフェイスの説明を入力します。
- IP アドレス テキスト ボックスに、IPv4 のアドレスとサブネット マスクを入力します。
- 保存
- ネットワーク > ループバック の順に選択します。
- ループバック インターフェイスにセカンダリ IP アドレスを追加するには、以下の手順を実行します:
- セカンダリ タブを選択します。
- セカンダリ ネットワーク(secondary network)リストの下のテキスト ボックスに、セカンダリ ネットワーク IP アドレスとネットマスクを入力します。
- 追加 をクリックします。
- 保存 をクリックします。
- プライマリ ループバック インターフェイス IP アドレスを構成するには、以下の手順を実行します:
- ネットワーク > 構成 の順に選択します。
- ループバック タブを選択します。
- 有効 チェックボックスをオンにします。
- (任意) インターフェイスの説明 テキスト ボックスに、このインターフェイスの説明を入力します。
- IP アドレス テキスト ボックスに、IPv4 のアドレスとサブネット マスクを入力します。
- OK をクリックします。
- ループバック インターフェイスにセカンダリ IP アドレスを追加するには、以下の手順を実行します:
- ループバック タブで、追加 をクリックします。
セカンダリ ネットワーク(secondary network)を追加する ダイアログ ボックスが表示されます。 - IP アドレス テキスト ボックスに、追加する IPv4 ネットワーク IP アドレスを入力します。
- OK をクリックします。
IP アドレスがセカンダリ ネットワーク(secondary network)リストに追加されます。 - OK をクリックします。
- ループバック タブで、追加 をクリックします。
ループバック インターフェイスを構成したら、それを動的ルートで使用することができます。動的ルート構成では、物理インターフェイス IP アドレスの代わりにループバック インターフェイス IP アドレスを使用します。動的ルート構成では、インターフェイス名ではなく、ループバック インターフェイス IP アドレスを使用します。
ループバック インターフェイスでは、動的ルートピアへの複数のパスがある場合に、Firebox に連絡が行くことが保証されます。ループバック インターフェイス IP アドレスはインターフェイスのリンク ステータスに依存していないため、接続されているルータがダウンしない限り、常に稼働している状態となります。Firebox インターフェイスの 1 つがダウンした場合でも、ループバック IP アドレスおよび接続されているサブネットはルーティング テーブルに残ります。ループバック インターフェイス IP アドレスにより、複数のパスが使用可能な場合に負荷分散が有効となります。