FireCluster バックアップ イメージを復元する

FireCluster のバックアップ イメージを保存する際は、そのイメージを両方のクラスターメンバーに復元して、クラスタを既知の状態に戻すことができます。Fireware 12.2.1 以降でクラスタ マスターの Firebox に保存されたバックアップ イメージは、バックアップ マスターに自動的にコピーされます。

FireCluster バックアップ イメージを復元するには、各クラスターメンバーに一度に 1 つのイメージを復元する必要があります。復元手順の一部として、クラスタ メンバーをクラスタから一時的に離脱させます。メンバーがクラスタから離脱すると、メンバーではあり続けますが、クラスタ メンバーのステータスが スタンバイ に変更されます。

バックアップ イメージを復元する時、管理 IP アドレスを使用して各クラスタ メンバーに接続する必要があります。バックアップ マスタがクラスタに再度追加する最後の手順が終了するまでは、デバイスの他のすべてのインターフェイスは非アクティブの状態です。

クラスタの管理 IP アドレスと同じサブネット上にあるワークステーションからクラスタに接続する必要があります。管理 IP アドレスが公開 IP アドレスでルーティング可能な IP アドレスの場合、インターネットを介して接続することもできます。

クラスタの管理 IP アドレスの詳細については、次を参照してください: FireCluster 管理 IP アドレスについて

バックアップ イメージを FireCluster のメンバーに復元する場合は、WatchGuard System Manager を使用することをお勧めします。Fireware Web UI を使用する場合は、バックアップ イメージを各メンバーに復元後、Firebox System Manager を使ってそのメンバーをクラスタに再度参加させる必要があります。

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