POP3 プロキシ:全般設定
POP3 プロキシ アクションの全般設定の構成で、POP3 プロキシのその他の一般的なパラメータ、およびタイムアウトと最大行数を調節することができます。
- ファイアウォール > プロキシ アクション の順に選択します。
プロキシ アクション ページが開きます。 - 編集するプロキシ アクションを選択します。
- 編集 をクリックします。
- 全般 を選択します。
- 設定 > アクション > プロキシ の順に選択します。
プロキシ アクション ダイアログ ボックスが開きます。 - 編集するプロキシ アクションを選択します。
- 編集 をクリックします。
- 全般 > 全般設定 の順に選択します。
設定
Policy Manager における POP3 プロキシ アクションの全般設定の構成
タイムアウトの設定
この設定を使用して、電子メール クライアントが電子メール サーバーへの接続を開始するまでの時間 (分) を制限します。これ以上の時間がかかると接続は終了されます。隣接するテキスト ボックスに、タイムアウトまでの時間 (分) を入力または選択します。これにより、POP3 サーバーの速度が遅い場合や、POP3 サーバーにアクセスできないときに、ネットワーク リソースを消費しすぎないようにします。
電子メールの最大行長の設定
この設定を使用して、ある種のバッファ オーバーフロー攻撃を防御します。隣接するテキスト ボックスに、最大行長を入力または選択します。行の長さが非常に長いと、電子メール システムによってはバッファ オーバーフローが発生します。多くの電子メール クライアントおよびシステムは比較的短い行を送信しますが、Web ベースの電子メール システムは非常に長い行を送信する場合があります。ただし、正当なメールへのアクセスを回避する場合を除いて、この設定を変更する必要はありません。
サーバーの応答を非表示にする
電子メール メッセージで POP3 のグリーティング文字列を置き換える場合は、このチェックボックスをオンにします。ハッカーは、これらの文字列を使用して POP3 サーバーのベンダやバージョンを識別します。
uuencode 添付ファイルを許可
POP3 プロキシに電子メールの uuencode 添付ファイルを許可する場合は、このチェックボックスをオンにします。uuencode は、ASCII テキスト形式のバイナリ ファイルをインターネット経由で送信するために使用される、やや古いプログラムです。UUencode 添付ファイルは、ASCII テキスト ファイルに見えても実際には実行可能ファイルを含めることができるので、セキュリティ上の危険があります。
BinHex 添付ファイルを許可
POP3 プロキシで電子メールの BinHex 添付ファイルを許可する場合は、このチェックボックスをオンにします。BinHex (binary-to-hexadecimal の省略) は、バイナリ形式から ASCII へファイルを変換するユーティリティです。
レポートのログ記録を有効化する
POP3 プロキシが、POP3 経由の各接続要求に応じてログ メッセージを送信する場合は、このチェックボックスをオンにします。WatchGuard Report を使用して POP3 トラフィックに関するレポートを作成する場合は、このチェックボックスをオンにします。
このプロキシ アクションを使用するプロキシ ポリシーの診断ログ レベルをオーバーライドする
このプロキシ アクションを使用するすべてのプロキシ ポリシーの診断ログ レベルを指定するには、このチェックボックスを選択します。そして、このプロキシ アクションの診断ログ レベル ドロップダウン リストから、ログ レベルを選択します。
- エラー
- 警告
- 情報
- デバッグ
ここで選択するログ レベルによって、このプロキシ ポリシーの種類のすべてのログ メッセージに構成されている診断ログ レベルがオーバーライドされます。
診断ログ レベルの詳細については、次を参照してください: 診断ログ レベルを設定する。