POP3 プロキシについて

POP3 (Post Office Protocol v.3) は、ポート 110 またはポート 995 の TCP 接続で、電子メールのメッセージを電子メール サーバーから電子メール クライアントに移動するプロトコルです。POP3 では、電子メール クライアントが電子メール サーバーに接続して新しい電子メール メッセージを確認します。新しいメッセージが検出されると、その電子メール メッセージをローカルの電子メール クライアントにダウンロードします。メッセージが電子メール クライアントによって受信されると、接続は終了します。

Fireware OS v12.2 以降の POP3 プロキシは、ポート 995 の暗号化された POP3 接続をサポートします。

POP3 プロキシで以下のことができます。

  • POP3 プロキシが大量のネットワーク リソースを使用しないことを確認するために、また、いくつかの種類の攻撃を防止するために、タイムアウトおよび行の長さを調整します。
  • コンテンツまたは添付ファイルがユーザーに送信された電子メールから除外されたとき、そのユーザーに送信されるメッセージを拒否するメッセージをカスタマイズします。
  • MIME タイプで、電子メールに含まれるフィルタ コンテンツ
  • 指定されたパス パターンおよび URL をブロックします。

Firebox 構成に、POP3 プロキシを追加する方法の詳細については、次を参照してください: 構成にプロキシ ポリシーを追加する

どのプロキシ アクションを使用するか

プロキシ ポリシーを構成する際、ポリシーに適したプロキシ アクションを選択する必要があります。内部クライアントからインターネットへの接続を許可するプロキシ ポリシーの場合、クライアント プロキシ アクションを使用します。内部サーバーからインターネットへの接続を許可するポリシーの場合、サーバー プロキシ アクションを使用します。

プロキシ アクション名に Standard という用語が付加されている事前定義済みプロキシ アクションには、最新のインターネット ネットワーク トラフィックの傾向を反映した推奨標準設定が含まれています。

POP3-プロキシを構成する

関連情報:

プロキシ ポリシーと ALG について