POP3 プロキシ:spamBlocker
spamBlocker を使用して、異なるスパムのカテゴリに特定されている電子メール メッセージに対してアクションを設定できます。
Policy Manager では、POP3 プロキシ アクションに対して spamBlocker を有効または無効にして、spamBlocker 設定を構成できます。
WatchGuard は、v12.5.4 より前の Fireware バージョンで使用されていた古い spamBlocker エンジンを廃止しました。お使いの Firebox でこれらのバージョンのいずれかを実行している場合、サポートされなくなった構成オプションが表示されることがあります。詳細については、このナレッジ ベースの記事を参照してください。
POP3 プロキシ アクションに spamBlocker を構成するには、Policy Manager で以下の手順を実行します。
- POP3 プロキシ アクションを編集を編集します。詳細については、プロキシ アクションについて を参照してください。
POP3 プロキシ アクション構成の編集 ダイアログ ボックスが開きます。 - カテゴリ リストで、spamBlocker を選択します。
Policy Manager の POP3 プロキシ アクションの spamBlocker 設定
- spamBlocker の有効化 チェックボックスを選択します。
- 確認済みのスパム の横にあるドロップダウン リストから、spamBlocker で実施するアクションを選択します。WatchGuard は、サブジェクト タグの追加 アクションを選択することをお勧めします。このアクションを選択すると、ドロップダウン リストの横にあるテキスト ボックスで表示されるテキストを変更することができます。
検疫、拒否、および ドロップ アクションは、SMTP プロキシでのみ使用できます。spamBlocker のアクションおよびタグの詳細については、spamBlocker のアクション、タグ、およびカテゴリ を参照してください。
- spamBlocker でアクションが実行されるたびにログ メッセージが送信されるようにするには、そのアクションの ログ メッセージを送信する チェックボックスを選択します。アクションについてのログ メッセージを記録しない場合は、このチェックボックスをオフにします。
- Firebox から spamBlocker サーバーに接続できないときに Firebox で着信メールが処理される方法を指定するには、spamBlocker サーバーが利用できない場合 ドロップダウン リストからオプションを選択します。既定の 許可 アクションを利用することをお勧めします。
- POP3、IMAP、または SMTP プロキシで 拒否 を選択すると、Microsoft Outlook との競合の原因となります。Outlook が電子メール サーバーへの接続を開始すると、spamBlocker は spamBlocker サーバーに接続しようとします。spamBlocker サーバーが使用できない場合、spamBlocker により電子メールのダウンロードが停止します。この状況になると、循環が起きます。Outlook は電子メールをダウンロードしようとし、spamBlocker はダウンロードを停止します。これは、Firebox が spamBlocker サーバーへの接続を再開するか、プロキシのタイムアウトにより要求がドロップされるか、またはユーザーが要求をキャンセルするまで継続します。
- SMTP プロキシで 拒否 を選択すると、Firebox から「メールボックスが一時的に使用不可です」という 450 SMTP メッセージが送信電子メール サーバーに送信されます。
- spamBlocker で電子メールがスキャンされたものの、それがスパムとして指定されない場合にログ メッセージが送信されるようにするには、電子メールがスパムでないと分類されるたびにログ メッセージを送信する チェックボックスを選択します。
- (オプション) 次のセクションの説明に従って、spamBlocker 例外ルールを追加します:spamBlocker 例外について。
- OK をクリックします。
Firebox は HTTPS プロトコルを使って spamBlocker サーバーに要求を送信します。Firebox からのトラフィックが境界ファイアウォールを経由してインターネットに到達する必要がある場合は、ファイアウォールで HTTP トラフィックがブロックされていないことを確認してください。
プロキシ アクションまたはポリシーにspamBlockerを有効にした後、グローバルな spamBlocker 設定を定義することができます。この設定は、すべての spamBlocker 構成に適用されます。グローバル spamBlocker 構成設定を変更または確認するには、設定をクリックします。詳細については、グローバル spamBlocker 設定を構成する を参照してください。