送信インターフェイス帯域幅を設定する

各ネットワーク インターフェイスの帯域幅制限が必要なトラフィック管理機能もあります。たとえば、QoS マーキングおよび優先順位を使用するには、送信インターフェイス帯域幅 設定を構成する必要があります。

送信インターフェイス帯域幅を 0 以外に設定すると、インターフェイス経由の送信帯域幅は指定された値に制限されます。この設定を規定値の 0 のままにすると、送信帯域幅はそのインターフェイスの自動ネゴシエートされたリンク スピードに設定されます。

この制限を設定した後、Firebox はネットワーク トラフィックで標準優先度のタスクを完了して、指定されているインターフェイスの大きすぎるトラフィックの問題を回避します。

Fireware OS v11.8.x 以前のバージョンを使用している場合は、送信インターフェイス帯域幅を超過するトラフィック管理アクションを作成または編集すると、Policy Manager から警告が発せられます。Fireware v11.9 以降では、インターフェイスごとにトラフィック管理アクションが定義されていないため、この警告は表示されません。

帯域幅制限を設定するには、Fireware Web UI から以下の手順を実行します:

  1. ファイアウォール > トラフィック管理 の順に選択します。

    トラフィック管理 ページが表示されます。
  2. インターフェイス タブを選択します。

[トラフィック管理]ページ、[インターフェイス]タブのスクリーンショット

  1. インターフェイス名の横にある 帯域幅 列をクリックします。
  2. ネットワークで提供される帯域幅を入力します。

    インターネット接続アップロード速度には、キロビット/秒またはメガビット/秒 (Kbps または Mbps) を使用します。

    LAN のデバイスでサポートされている現在のリンク スピードまたは最大リンク スピードに基づいて、LAN インターフェイス帯域幅を設定します。
  3. 接続速度を変更するために、リストからインターフェイスを選択します。次に、隣の速度単位をクリックし、ドロップダウン リストから別のオプションを選択します。
  4. 保存 をクリックします。

帯域幅制限を設定するには、Policy Manager から以下の手順を実行します:

  1. ネットワーク > 構成 の順に選択します。
    ネットワーク構成ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 帯域幅の制限を設定するインターフェイスを選択して、構成 をクリックします。
    インターフェイス設定 ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. 詳細 タブを選択します。

[詳細]タブが選択された状態のインターフェイス設定 ダイアログ ボックスのスクリーンショット

  1. 送信インターフェイス帯域幅 テキスト ボックスに、ネットワークで提供される帯域幅を入力します。外部インターフェイスの制限として、インターネット接続アップロード速度 (KBps ではなく Kbps) を使用します。LAN のデバイスでサポートされている現在のリンク スピードまたは最大リンク スピードに基づいて、LAN インターフェイス帯域幅を設定します。
  2. OK をクリックします。
  3. 再度 OK をクリックします。
  4. 構成ファイルを保存する.

関連情報:

トラフィック管理と QoS について

v11.8.x 以降でトラフィック管理アクションを定義する